フェイスブックのVR/AR部門Facebook Reality LabsのVP、アンドリュー・ボズワース氏などが言及している、Oculus Quest系の新型上位デバイス(と思われる)「Oculus Quest Pro」。
同デバイスに、フェイストラッキングとアイトラッキングが実装される可能性が、海外メディアCNETが、マーク・ザッカーバーグ氏に行ったインタビューから浮上しました。
2021年5月現在、「Oculus Quest Pro」の全容は判明していません。スペックや販売時期なども不明です。ザッカーバーグ氏は、同デバイスの詳細は語らなかったものの、性能自体は、よりハイエンドになるとコメント。増加する搭載センサー数に対応するための、演算能力の向上が必要になると発言しています。それに伴い、価格もある程度上昇するとのこと。
フェイスブックの今後のVRヘッドセットではアイトラッキングやフェイストラッキングが搭載される可能性が示唆されています。
2021年5月現在、「VIVE Pro Eye」、「Pico Neo 3 Eye」といった、一部デバイスは、すでにアイトラッキングに対応していますが、価格は高価。フェイストラッキングには、VIVE系の場合、オプションパーツが必要です。(比較的)安価で両機能を有するデバイスの普及は、大きな飛躍をVR界隈にもたらすと期待されています。
なお、フェイスブックは先日、同社の社員を対象にOculus Quest 2を経費で購入することが可能になることを発表しました。米メディアRoad to VRは、この“配布”を通じて、フェイスブックが、何らかの内部テストを行っている可能性も指摘しています。
(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。