8月に配信されたOculus Quest向けの最新ソフトウェア・アップデート(v32)で、将来的なガーディアンの機能拡張を示唆すると思われる映像が含まれることが判明しました。
“新情報”を発見したのは、ドイツ人のプログラマー Basti564(ハンドルネーム)さん。 Basti564さんによれば、「Space Sense」と呼ばれる機能を説明する動画とその説明文をアップデート内からマイニング(発掘)することに成功したとのこと。
Space Sense説明文
「Space Sense」を起動して、ルームスケールの境界線内の人や物体を確認しましょう。周囲の状況をVR内で認識しておくことは、自身やその他の人の安全に繋がります。
(人や物体の)姿は、最大で9フィート(約2.7m)先から、境界内に存在し続ける限り見ることができます。ヘッドセットの目前に現れた場合も同様です。この機能(「Space Sense」)は、設定からいつでも無効化することができます。
2021年9月現在、フェイスブックは「Space Sense」に関する正式な発表を行っていません。同名称が、厳密には新機能のみを指しているのか、それともガーディアンの新たな名称なのかも不明です。
ソファーや机といったオブジェクトの“事前設置”はできるものの、現時点では、ガーディアンには、周囲の物体をリアルタイムで“補足”する機能はありません。「Space Sense」が実装されれば、(日本のような)狭い住宅環境での快適性が大きく向上するでしょう。
(参考)Road to VR
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