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ゲーム・アプリ 2019.02.03

なんというカオス 骨と脳みそのない生命体が生きる世界でやりたい放題のVRゲーム登場

奇妙な生命体が登場するVRゲーム「Mosh Pit Simulator」がリリースされました。本作はゲーム内に存在するあらゆるものに触れることができるほか、組み合わせたり壊したり爆発させたりと、ユーザーが自由自在に遊べるゲームとなっています。

ゲーム配信サイトのSteamから早期アクセス版のダウンロードが可能です。HTC Vive、Oculus Rift、Windows MR(Mixed Reality)ヘッドセットの各種PCの向けVRヘッドセットに対応しています。使用言語は英語(日本語非対応)で、価格は2,050円(税込)です。

制作者のSos Sosowski氏は、カーソルとクリックで爆弾を回避するシンプルながらもクセのあるPCゲーム「MCPIXEL」(2012)を開発したインディーゲーム開発者です。今回リリースした「Mosh Pit Simulator」も、同氏の独創的な世界観で作り上げられています。

カオスな世界でやりたい放題

「Mosh Pit Simulator」には、脳みそと骨のないゾンビのような生命体が生息しています。彼らは普通の人間の暮らしを営むように、車を運転したり買い物に出かけたりしようとします。ユーザーは世界でひとりだけ生き残った人間として世界を救うことが使命となっています。

ゲーム内にはストーリーモードが存在しますが、Sosowski氏いわく、ゲーム史上最も滅茶苦茶なストーリーになっているとのこと。ゲーム内では物と物とを自由に組み合わせることができるので、ロケットやエンジン、爆弾、テレビ、ビーチパラソルなどをくっつけて、飛ばして爆発させたり壊したりしてカオスな雰囲気が満載となっています。

本ゲームの制作背景には、Sosowski氏が今までプレイしたVRゲームに感じた不満がもとになっているとのことです。多くのVRゲームでは、ユーザーがストーリーに沿ってプレイするように、特定のアイテムしかインタラクティブに反応していません。Sosowski氏はこのことに不満を感じ、ゲーム内すべてのものを壊せるようなゲームを作りたいと考え制作に至ったと話しています。ゾンビのような生命体が裸なのは、骨がないため服を着てもすべて脱げ落ちてしまうからだそうです。


(参考)Road to VR
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