東京・池袋のLIVEエンターテインメントビル「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」にて、VTuberをはじめとしたバーチャルキャラクターのリアルライブが実施できるARシアターが開設されました。
開設に携わったのは、VAPOLLO JAPAN株式会社と株式会社講談社。中国初の常設ARシアター「VAPOLLO THEATER」を設立したVAPOLLO JAPANが中心となり、ミクサライブ東京内の「Theater Mixa(シアターミクサ)」に、超高輝度レーザープロジェクターと、特殊な紗幕スクリーンによるARホログラムシステムが設置されました。
この設備により、技術的にも費用的にもハードルが高かった、VTuberなどが出演するホログラム形式のリアルライブイベントを、手軽かつ安価に開催できるようになりました。また、2.5次元ミュージカルや企業イベントなど、リアルの出演者による各種イベントのXR演出にも活用できるとのことです。
さらに、上海のARシアター「VAPOLLO SHANGHAI」と連動できるライブシステムの導入により、東京で開催するARライブを上海でも同時開催することが可能となります。移動可能な4K透過スクリーンARボックスも東京と上海のシアターに導入され、バーチャルキャラクターやリアルの演者が、遠隔によるパフォーマンスやミニイベントを開催できるようになるとのことです。
VAPOLLO JAPANが展開する「VAPOLLO THEATER」は、2019年に上海にオープン後、中国本土に幅広く展開。VTuberに特化したARシアターとして、神楽めあさんやカグラナナさんといった、日本のVTuberによるライブイベントも開催されています。
今回の東京提携シアターのオープンを皮切りに、「VAPOLLO THEATER」はロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、デュッセルドルフ、ソウル、バンコクなどへも進出を予定しています。さらに、メタバース空間上でもライブができる「バーチャルVAPOLLO」も展開を進めています。
(参考)プレスリリース