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モンハンNOW 2024.03.08

【モンハンNOW】新シーズン「春景裂く乱入者」の押さえておきたいポイントは? メディア説明会レポート

3月14日に実装される位置情報ゲーム「Monster Hunter Now (モンスターハンターNow)」の新たなシーズン「春景裂く乱入者」。

本記事では、発表に先立ってメディア向けに開催された発表会で明らかになった追加情報や新モンスターと新武器を始めとする新装備などのプレイアブルデモの様子をお伝えします。

オドガロン

惨爪竜「オドガロン」は赤い身体と隠し爪が特徴の牙竜種のモンスター。「モンスターハンターワールド」で初登場しました。トビカガチやジンオウガのように動きの早い攻撃を次々と繰り出してくるオドガロンの攻撃は新たな状態異常「裂傷」を引き起こします。裂傷状態はハンターが動く度にダメージを追ってしまうというもので、攻撃や回避などを行うほどダメージが加速します。これまでのシリーズ作品でもハンターを苦しめた状態異常の一つです。プレイデモでは、とにかく裂傷状態にならないように回避を繰り返しながら慎重に戦う必要がありました。弱点は氷属性。オドガロンの素材で作ることのできる防具は裂傷に強い「裂傷耐性」、背後からの攻撃で状態異常値が貯まる「闇討ち【状態異常】」などのスキルが発動するものです。

ツィツィヤック

眩鳥「ツィツィヤック」は、青い身体と頭の大きい耳のような器官が特徴の鳥竜種のモンスター。「モンスターハンターワールド」で初登場しました。クルルヤックのような見た目ですが、最大の特徴は頭の器官で貯めてから発動する「閃光」。ツィツィヤックの正面にいる状態でこの閃光を食らってしまうと、画面が真っ暗になり、ごくわずかに正面の視界が見えるだけの「目眩まし」の状態以上になります。

プレイデモではこの閃光に苦戦。動きが速いため、閃光の準備をしている瞬間を見逃してしまい、ついつい閃光を使う瞬間に横に避ける挙動ができずダメージを受けてしまいます。数秒間は画面が真っ暗になりやられ放題になるため、目くらましの状態ではひたすら横回避と攻撃を繰り返すヤケクソのような状態で対応しなければなりませんでした。ランクの高い個体になると一回ダメージを受けるだけでも致命的なので回避に専念しなければならず、思わぬ苦戦を強いられるかもしれません。弱点は氷属性です。

イビルジョー

恐暴竜「イビルジョー」は、緑の身体が不気味な雰囲気の二足歩行の獣竜種の巨大モンスターです。「モンスターハンター3」から登場したおなじみのモンスターです。怒り状態になると身体が赤く膨れ上がり、攻撃パターンが大幅に増えて凶暴になります。

プレイデモでは、シリーズ他作品さながらの暴れっぷりを確認することができました。大ぶりの頭突きや、怒り状態で広範囲に攻撃してくる「なぎ払いブレス」など。薙ぎ払いブレスの龍やられは実装されていないとのことですが、非常に強力なモンスターです。弱点は雷属性、龍属性、毒属性。イビルジョーの素材で作ることができる防具バンギスシリーズは、特定の条件下で、発動する「力の解放」やこれまで対応防具が少なかった「龍属性強化」のスキルがつくものです。

チャージアックス

今回のプレイデモでは全てのモンスターを新武器種チャージアックスで体験しました。片手剣として手数で勝負できる剣盾モードでピンを貯め、斧モードで大味な攻撃を繰り出し、SPゲージがたまったら「超高出力属性解放斬り」で一気にたたみかける。ハマると非常に気持ちいいですが、攻撃のコンボパターンも多く、使いこなすのは難しい印象。メディア向け説明会で解説をしたナイアンティックの担当者も「モンハンNOWで一番深みのある武器を目指した」と語るように、使いこなすのが楽しみな武器種です。

説明会で語られた追加情報

新モンスターと新武器種だけでなく重ね着やシーズンパスなどの新システムも楽しみなシーズン1。他にもメディア向け説明会で明らかになった新情報や開発陣の今回のアップデートにかける想いをレポートします。なお、これらの情報はあくまでも2024年3月時点の話。今後、開発が進む中で変更などもあることには注意したいところです。

説明をしてくれたのはナイアンティックでモンスターハンターNOWを担当するディレクターの菅野千尋氏。

ベリオロスの再登場はしばらくなし?

3月14日のアップデートで姿を消すことが明らかになっているモンスター「ベリオロス」。生息地域にこだわりたいとのことで、冬のみの登場となるようです。亜種モンスターのようにイベントで何度も復活、という可能性は低いようなので、もしかしたら次の冬まで出会えない可能性が高いかもしれません。

ジンオウガは引き続き大連続狩猟のみでの登場

大連続狩猟でしか登場していないジンオウガですが、シーズン1でもフィールドに姿を表すことはないようです。

また、大連続狩猟でマッチングがしづらく複数人での狩りがしにくい状況については、今後さらに改善したいとのこと。明言はされませんでしたが、「ポケモンGO」のリモートレイドパスのような仕組みができると参加しやすいですね。

「重ね着」機能は要望が多かった

シーズン1で導入される重ね着機能はハンターから要望が多かった機能とのこと。「フォーラムを始め、皆さんの反応には目を通している」(菅野氏)。これまで装備を強くしていくというまさにモンハンのゲームの最も特長的な要素に邁進するハンターが多かったようですが、「他のユーザーに自分のキャラクターのファッションを見せる新しいこだわり要素を追加した」(菅野氏)とのこと。今回は31点にとどまりますが、今後さらに増えていくようなので、MHNのユニークな機能となっていくかもしれません。


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