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VRヘッドセット 2024.01.08

国産の超軽量VRデバイス「MeganeX Superlight」200g前後で 2024年上半期に発売予定

パナソニック傘下のデバイスメーカーShiftallは、ラスベガスで開催中のCES2024にて新型VRデバイス「MeganeX Superlight」を発表しました。2023年に同社が発売したVRデバイス「MeganeX」の改良型となり、さらに薄く軽いVRデバイスを実現。発売は2024年春から夏を目指しています。

「MeganeX Superlight」は、PCに接続して使用するVRデバイスです。「MeganeX」も小型・軽量を謳っていましたが、さらに小型軽量を追求しています。ベースステーションを使ったSteamVRのLighthouseトラッキングに対応。形状は顔へのフィットを考慮したゴーグル型となり、重量は200g前後を目指しているとのこと。

Shiftallの岩佐琢磨CEOによれば、軽量化のポイントとしては「機能を割り切った」ことが挙げられるとのこと。両目合わせて5.2KのOLEDディスプレイの採用はそのままに、レンズの材質をガラスから樹脂製に変更。さらに、トラッキングはカメラ等を使ったインサイドアウトトラッキング方式には対応していません。

価格は発表時点では未定。発売は2024年春から夏頃を目指しているとのこと。「MeganeX」は、当初は2022年内の発売を目指していましたが、新型コロナウィルスや半導体不足の影響、基幹部品の生産体制の変更等の理由で発売延期を繰り返し、2023年7月に発売となりました。MeganeX Superlightも発売の延期の可能性が心配されますが、「生産体制が整っており、MeganeXと基幹部品は共通なので、延期の可能性は低い」(岩佐CEO)としています。

小型軽量なVRヘッドセットとしては、2023年より「Bigscreen Beyond」、「Immersed Visor」など複数のモデルが登場しています。国産デバイスとして「MeganeX Superlight」が登場し、小型軽量なVRヘッドセットの種類はさらに増えることとなります。

Mogura VRではCES2024の現地取材を行っています。「MeganeX Superlight」に関しても続報やレビューなど、取材次第報じる予定です。


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