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VRゲーム・アプリ 2024.02.28

SIEがVRゲーム開発スタジオのロンドンスタジオを閉鎖 Firespriteもレイオフの対象に

2月27日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、同社の社員のうち8%(約900人)をレイオフすることを発表しました。人員の整理はアメリカやヨーロッパ、日本を含むすべての地域で行われます。

今回の人員整理に伴い、PlayStation VR向けゲーム「ライアン・マークス リベンジミッション」を手掛けたSIEロンドンスタジオの閉鎖が決定。PSVR 2のローンチタイトル「Horizon Call Of The Mountain」の開発元Firespriteもレイオフの対象です。

SIEロンドンスタジオは、2019年にVRゲーム「ライアン・マークス」を発売。2022年には“VRゲームではない”新作の開発を進めていることを発表していました。

Firespriteは2021年にSIEに買収されたスタジオ。「Horizon Call Of The Mountain」開発に参加したほか「The Playroom VR」や「The Persistence」といったコンテンツを手掛けてきました。記事執筆時点(2月28日)では、Firespriteの“レイオフ範囲”の詳細は明らかになっていません。

現在ゲーム業界では、様々な企業がレイオフを実施しており、2023年だけで1万人以上が人員整理の対象になるなど、大規模な構造改革が進められています。ゲームスタジオの閉鎖等も続いており、SIE関連では、12月末にPSVR 2向けのVRゲーム「Firewall Ultra」を開発したFirst Contact Entertainmentが閉鎖されています。

(参考)UploadVR

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