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話題 2023.11.23

子どもたちが作った“理想の街”のジオラマを3Dスキャンで保存 鳥取県倉吉市による取り組み

鳥取県倉吉市で行われたワークショップにて、子どもたちで作り上げた倉吉市のジオラマを3DCGで保存する取り組みが行われました。

この取り組みは、11月5日に開催されたワークショップ「小・中学生が思い描く“理想の倉吉市”ジオラマ」にて、倉吉市の子どもたちが制作した作品を3Dモデルとしてスキャン・保存する内容です。地方創生推進事業「ひとを育て、まちを育てる、くらしよし倉吉プロジェクト」の一環として、株式会社Moguraが倉吉市及び小田急電鉄と協力して実施しました。


(当日および事前のワークショップにて、子どもたちが制作したジオラマ)

子どもたちは倉吉市の市役所や打吹回廊のような施設、動物やロケットなどのオブジェを制作。ジオラマは、3Dプラットフォーム「Sketchfab」上に保存され、Webを通して作品を閲覧できます。

本企画を担当した倉吉市役所総務部企画課・美術館まちづくり推進室は、以下のようにコメントしています。

倉吉市では県立美術館が出来るにあたり、「子どもたちに”理想の倉吉市”を想像してもらう」ことを目的として、アナログでのジオラマ制作の取り組みを行っていました。デジタルデータでのアーカイブを行うことで、webを通して市外への発信を行ったり、子どもたちが自分の作品をいつでも・どこでも見返せるようになる。教育におけるデジタル技術の活用を、今後とも模索していきたい。

保存された3Dデータはこちら。
https://sketchfab.com/kurayoshi_3D

(参考)プレスリリース


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