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話題 2021.09.30

大英博物館が葛飾北斎の作品200点以上をNFTとして販売

イギリスの大英博物館は、ブロックチェーンプラットフォーム「LaCollection」との提携を発表。葛飾北斎の作品をNFTとして販売することを告知しました。

今回のNFTの販売は、大英博物館で2021年9月30日から実施される北斎の特別展「Hokusai, The Great Picture Book of Everything」に合わせたもの。「神奈川沖波裏」「凱風快晴」などの作品を含む200点以上がNFTとして販売されます。

「LaCollection」はフランスのスタートアップ。起業家のJean-Sébastien Beaucamps氏が創業しました。「LaCollection」でのNFT販売は、主にオークション形式で実施。“ユニーク”から“コモン”まで、複数のランクに分けて展開されるとのこと。

コモンの価格は500ドル(約56,000円)から。なお一部の作品は固定価格での販売が行われます。販売収益の割当率は不明ですが、Beaucamps氏は、大英博物館は“大きく報われる(largely rewarded)”と説明しています。

NFTとは、ブロックチェーンを使って発行されるトークンの1種。識別子があることで非代替の価値があり、デジタル上でも資産として活用できることから注目を集めています。

(参考)The Art Newspaper


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