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MoguraVR

「恐怖!人間踊り喰い」恐竜に襲われる仲間の悲鳴が連鎖 VR ZONE『恐竜サバイバル体験』

昨年お台場で大人気だった「VR ZONE Project i Can」がパワーアップして新宿・歌舞伎町ミラノ座跡地に「VR ZONE SHINJUKU」としてオープンしています。

「VR ZONE SHINJUKU」で公開されるたVRアクティビティの1つが『恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル』です。キャッチコピーは「恐怖!人間踊り喰い」。

順番を待っている間、目の前で体験している人達を見ているとキャッチコピーに負けない悲鳴が上がっています。どの状況で悲鳴を上げているのか気になりますが、事前に内容がわからないようVR内の映像は一切見られません。

https://www.youtube.com/watch?v=CEzcc4n1YWE

『恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル』


『恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル』(以下、絶望ジャングル)は恐竜が棲息しているジャングルに墜落した飛行機の中から始まります。

体験者の目的はスタンディング・スクーターに乗り、他の生存者の確認をしながら救出用ヘリが着陸しているところまで辿り着くことです。

本アクティビティは最大8人同時プレイが可能ですが、1人できても楽しめます。

スタンディング・スクーターを模した筐体に乗りVRヘッドマウントディスプレイを被れば飛行機の中。

恐竜は光に寄る性質があり、見つかりそうになったらヘッドライトを消すと見つからないかもしれないこと、緊急用スタンディング・スクーターはバッテリーが少なく、恐竜に襲われるなどダメージを受けると減りが早くなること。脱出用ヘリは3分後には離陸するためそれまでに辿り着くこと。狭い場所は実際にしゃがめば進めることなどスタッフからの注意事項が済めば闇夜のジャングルに出発です。

外に出てフェンスで囲われた路を進みながらフェンスの中を向くと、赤く目を光らせた恐竜が何頭も光に浮かびあがります。


ジャングルに入るといたるところで吠える声が上がり、ヘッドライトの光の外には赤い目がきょろきょろとしています。自分が今どこにいるのか、ヘリはどこにあるのかわかりません。もしかしたらすでに後ろに恐竜が迫っているのではないかと振り向くも光の届く範囲が狭いこと、ガタガタと揺れる足元、聞こえる悲鳴(どこかで恐竜に遭遇したプレイヤーの声)が恐怖を盛り上げます

何回か恐竜に襲われながら、広場のようなところに出ると、赤く光る眼がいくつも見え恐竜が何頭もいることがわかります。見つからないようライトを消し、真っ暗な中突き進もうとした瞬間、稲光ですべてが明るくなり恐竜に見つかり逃げ惑うことも。

結局、バッテリーが残り少なくなり、救助ヘリがどこにあるかわからず、進行方向の先が正しいルートなのかと焦る中、完全にバッテリーがなくなりました。

「残念、ここで終了ですねー」と明るいスタッフの声を聴きながら、立ち往生した筆者の前に現れたのは…。

地面を伝わってくる地響きに振動する足元。何かが近づいてくる音…、映画『ジュラシック・パーク』で見たあの光景を鼻息が顔にかかる距離で体験することができました。

友人同士で来た場合は、終わった後、どのような場所でどんな目にあったか話し合うことも楽しいのではないでしょうか。

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VRアクティビティはゲームではない


ブースのモニターに映る映像、ドクロマークが各体験者が喰われた場所。

体験後、自分が残りどのくらいでヘリに辿り着いたか聞いてみると、後少しのところだったことを教えてもらいました。ゴールに辿り着けなかったことは悔しいですが、これはゴールできないことが最高の体験なのです。

VR体験はゲームではありません、ゲームなら当然あるマップや恐竜を倒す武器も本アクティビティにはありません。体験者の中にはマップや武器がないことを不満に思う人もいると思います。しかし、この体験はヘリに辿り着きクリアすることよりも、長く沢山の恐竜から逃げ惑いながら、喰われることこそが魅力です。

参加者の悲鳴が効果的

最大8人でプレイでき、音声チャットも可能ですが協力プレイなど全くできません。最初の飛行機の中は全員がいますが、スタートすれば1人。全員どこにいるかわからず、ときどき、参加者を見かけることがあってもすぐに見失うようになります。

協力プレイができないのになぜ音声が聞こえる必要があるのか?

それは、同じ参加者の悲鳴を聞かせるためです。目の前に今恐竜がいなくても耳から聞こえる誰かの悲鳴は恐怖を増大させるスパイスです。

これまでの作品の知見が生かされている

VR ZONEの恐怖系のアクティビティには『ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)』(以下、脱出病棟)があります。こちらは病院の中を懐中電灯を持ち車いすに乗り、進んでいきます。

脱出病棟も2人~4人の同時プレイ、光が届かない闇や、参加者の悲鳴が恐怖を起こさせる体験です。しかし謎解きや協力プレイ、定番のホラー演出など、後半は恐怖を体験しているのではなくホラーゲームをプレイしているようで恐怖感が減ってしまう点が残念でした。

『絶望ジャングル』には協力プレイも謎解き要素もありません。『脱出病棟』より更に見える部分が少なく、謎解きに集中して恐怖が減ることもなく、いつ襲われるかわからない恐竜の姿におびえることができます。

『絶望ジャングル』では『脱出病棟』で感じた恐怖が減る部分をそぎ落とし、より恐怖を体験することにスポットを当てています。

施設概要

名称

超現実エンターテインメントEXPO 「VR ZONE SHINJUKU」

営業期間

2017年7月14日(金)~ 期間限定

営業時間

10:00~22:00(最終入場時間は21:00)
・飲食ラストオーダー
フード21:00/ドリンク21:45(持ち帰りは22:00まで販売)
・各アクティビティ
受付 21:30頃まで ※各アクティビティに列がある場合は、早めに受付終了の場合あり。

休業日

年中無休

場所

東京都新宿区歌舞伎町1-29-1

予約サイト

https://vrzone-pic.com/ticket.html

アクセス方法

JR新宿駅東口から徒歩7分
西武新宿駅から徒歩2分
東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩10分
東京メトロ東新宿駅から徒歩10分

駐車場・駐輪場

なし

この記事を書いた人

kure

アニメや特撮、VR・ARが好きなだけな人です。Oculus等HMD、VR・ARの魅力を沢山の人に広めていければと思っています。

Twitter:@kure_kure_zo

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