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VTuber 2022.10.28

【インタビュー】VTuber因幡はねるの抱える独占欲と嫉妬心が生むものとは?

774inc.の有閑喫茶あにまーれ所属VTuber、因幡はねるのセカンドシングル「独占予報」のリリースが決定。12月3日に開催される「ななしふぇす2022″JUMP”」昼の部と夜の部両方で初お披露目される。

KYOTO CG ART CONTEST
KYOTO CG ART CONTEST

今回の曲は、作曲家・作詞家・振り付け選びに至るまで、因幡はねる本人が関わっており、徹底して彼女と制作陣が話し合った上で作り上げられている。特に歌詞は、事前に因幡はねるにヒアリングした内容を組み込んだものとなっており、彼女の個性の詰まった作品になっている。

「独占予報」というタイトルに驚かれる人も、もしかしたらいるかもしれない。恋愛的独占欲なのか、配信者としての独占欲なのか。

今回は因幡はねるのセカンドシングル「独占予報」について、本人にインタビューさせていただいた。話が進むにつれ、嫉妬心が持つエネルギーや、赤裸々に配信で語るスタイルについても触れているので、ぜひ最後まで読んでいただきたい(聞き手:たまごまご)。

エネルギー源は嫉妬心

――セカンドシングル「独占予報」の歌詞を読ませていただいて、「攻めたな」という印象でした。

因幡はねる:
いつも通りだなと思ってました(笑)。どのへんが攻めている感じに見えましたか?

――VTuberの方の曲タイトルに、「独占」という言葉はあまり使われないと思ったんですよ。

因幡はねる:
最初は「人生を変える出逢い?」っていうタイトル案だったんですけど「独占予報」という別タイトル案を見て「これだわ、絶対!」って思ったんですよ。エゴサとかに引っかかりやすそうなのも良いなって。

1曲目(「黄色いラビリンス」)のときは出来上がったのを渡されたんですけど、今回は歌詞作りのときにしっかりヒアリングしてもらって、普段の活動や考えも伝えた上で作詞家の方に作ってもらったので、私の気持ちや性格が歌詞に載っています。

――歌詞をもらった時には「これは自分のことだ」と感じましたか?

因幡はねる:
感じました。歌詞を作るときの質問シートの回答を、うまく落とし込んでいただきました。私、嫉妬とか独占欲みたいな感情を持つことがすごい強いので、それを恋愛方面に表現を置き換えてくれました。

――気に入ってるフレーズはありますか?

因幡はねる:
大サビの「この先の喜怒哀楽 半分こしていこう」というところは、いつもファンの方に伝えていることなんです。私のヒアリングシートで書かなかったのにこの歌詞が出てきたので、びっくりしました。なんでわかったんだろう?

ここは振り付けもすごい可愛いんですよ! あと「無加工の気持ちを」という歌詞も、私はオブラートに包まず何でも言う方だからわかりやすいと思います。「他は考えて…ないんだもん」っていうのも、普段から「他の道筋は自分にはない」と思って活動しているので、その思いが反映されているのかなと思います。

――「独占予報」では、嫉妬などを恋愛模様に置き換えたと先ほどおっしゃっていましたが、因幡はねるさんは普段嫉妬をされるタイプでしょうか?

因幡はねる:
ねたみ、そねみ、ひがみ、ばっかりです。他にないですね。エネルギーは全部そこから湧いてきます(笑)。

――配信活動は「嫉妬」が原動力ということでしょうか?

因幡はねる:
活力が湧いてくるのはやっぱりそこかなあ。羨ましいという気持ちから入ったりとか、 私のファンの人が誰か他の人を褒めてたりすると気になるとか。私より才能がある人を見ても嫉妬しますね。

いろんな意味の嫉妬があるんです。自分は才能がないタイプだと思ってるんですが、基本的に人気のあるVTuberに対しては「すごいな」って認める気持ちもあれば「才能あって腹立つ!!」っていう気持ちもあります。

――今の話をお聞きすると、ポジティブな意味での嫉妬という感じがしますね。

因幡はねる:
前向きに言ってるだけで、実際はそうでもないです(笑)。私自体が何でも上手くはできないなと思っ ているので、できる人が羨ましいですね。

――そういったところが歌詞の「不器用なりに」につながるのでしょうか?

因幡はねる:
そうですね。こういうところは普段見てくれているファンの方ほどわかってくれるんじゃないかなって思いますね。

――そうっしゃっていますが、因幡はねるさんは企画やMCの面では才能があると、色々な場面で評価されている印象です。

因幡はねる:
「他の誰かがやらないから」じゃないかなと思ってますね。私はこれぐらいしかできることがないから、手間がかかることでもやるしかない。そう思っているけど……どうなのかなぁ……。

――企画やMCは事前の準備に相当の力を入れなければいけませんし、しかもそれをワンオペでこなされている。そんなVTuberは珍しいと思います。

因幡はねる:
たしかにワンオペは大変ですね。自分の仕事を他の人にも割り振ることができたら良いんですけど、企画の仕組み的にどうしても無理じゃないですか。

――たしかにクイズ番組などリアルタイムの進行が必要な企画では難しいですね。

因幡はねる:
自分でその場で操作しないとどうしても難しくて……。ただ最近はファンの方で手伝ってくださる方が出てきてくれています。配信画面を作って送ってくれたり。まだ告知していなかったゲーム実況配信でも「このゲームそろそろやると思ってました」って事前に作ってもらっていたり。事前に「今度○○の配信やるんだよね」って話していると、その内容に合ったサムネイルが送られてきたことがありました。だから、ファンの方のサムネイルと自分が作ったサムネとのクオリティの差がすごいんです(笑)。

――因幡はねるさんのファンの方の中には情熱的に応援している方も多く見られますが、そこにはどんな理由があると思いますか?

因幡はねる:
不思議ですよね。私は万人受けしないタイプだけど、ハマる人にはめっちゃハマるのかなって。

――たしかに僕は「因幡はねる配信じゃないと取れない栄養がある」と感じながら配信を見ていますね。

因幡はねる:
やっぱり「因幡はねるが好き!」って時点で、その人ちょっと変じゃないですか(笑)!  だって普通はもっと可愛らしい子が好きじゃないですか。だから普段の生活でもニッチなものが好きっていうタイプの人が多いんじゃないかと思うんです。

――そ、そうなのでしょうか……? ちなみに因幡はねるさんは初期の頃、ファンのことをよくチェックしている方でしたが、忙しくなった今でもファンの方の動向はチェックされているんですか?

因幡はねる:
暇な時には割と見てますね。「最近、この人見てないな」「コメントくれてないな」って思ったら、その人のネームをTwitter検索して直接確認しに行ったり。

――現在は読みきれないほど大量のコメントが流れているのに、そもそも名前を覚えられるものですか?

因幡はねる:
それは覚えてるものなんじゃないのかな? それが普通じゃないかなと思ってました。だって毎日顔合わせてるんですよ、覚えてますよ。VTuberはみんな、ファンのことを覚えてるんじゃないかなって思いますけどね。

――それも才能だと思いますし……先ほどからこちら側の評価と因幡はねるさんの自己評価が思った以上に噛み合わないですね(笑)。そうなってくると、今回の歌詞タイトル「独占予報」の独占って、はねるさん的には満たせたことがあるのか気になります。

因幡はねる:
無いと思うなあ……無いですよね。満たされたらそんなこと言わなくなると思うから。こんだけ言っているってことは無いんでしょうね。VTuberだったりYouTubeだったりとか、本当になんか一番にならない限りは、満たされなさそうですよね。

――ちなみにどういった意味で一番になりたいですか?

因幡はねる:
「ファンみんなが他の人の配信を一切見ない!」ってなるほど一番になるみたいな。

――それは無理なのでは……。

因幡はねる:
そうじゃないと独占欲が満たされることって無いかもしれないなぁー……。「私しか見ない」ってファンの方は本当に少ないですし、同じ事務所の子の配信とかも見てたりするんで、そういうのに気づく度にモヤッとしますね。

――せめて、774inc.メンバーの配信だけは許してあげた方が(笑)。

因幡はねる:
そうなんだけど、ちょっとイラッとする! 理屈とは違うんですよ、この気持ちは。

――そういった意味での独占欲も配信に向かうときのモチベーションになるんですか?

因幡はねる:
その時のメンタルのブレによります。エネルギーになる時もあれば萎えるときもありますから、難しい……。もちろん、ずっと私だけを見て応援してくれるという人は、エネルギーになっています。

掛け合いのコールを入れたい!

――今回の曲のダンスでは、アイドルの振付けを多く手掛けているSACO MAKITAさんが担当されていますね。

因幡はねる:
PASSPO☆っていうグループの元アイドルの方です。当時からすごく振り付けが上手くて、最近だとFRUITS ZIPPERの『わたしの1番かわいいところ』とか超ときめき♡宣伝部『すきっ!』とか、TikTokで流行っている振付けもたくさん手掛けています。それを見て「わかりやすくて真似しやすい振り付けで、しかもアイドルらしい感じなのがいいな」と思って、オファーを通してもらいました。

――因幡はねるさんがアイドル好きなのは有名ですが、アイドルの方に振り付けをレクチャーしてもらった感想はいかがでしょう?

因幡はねる:
その時は私が入院してて病み上がりだったし、貧血持ちでもあったので「あまり激しい動きのないもの」、「アイドルらしく可愛くて真似しやすくて、特にサビはわかりやすい振付けがいい」とリクエストさせていただきました。それで出来上がった振付けを見せてもらうときには、1つひとつの動きの意味を説明してくれていて「私のことをとても考えて作ってくださってるな」って伝わってきましたね。

VTuberの振り付けはMAKITA先生も初めてだったんですよね。「VTuberはキレキレに踊らなくても、軽く踊るだけでかわいくなるね」っておっしゃってました。リアルな人が踊るのとだいぶ雰囲気が違うみたいです。

――実際の歌のレッスンはどのように行われましたか?

因幡はねる:
ボイトレの先生が「『それ本当なの?』の『本当』の『と』にアタックを入れよう」みたいに、ワンフレーズずつ強調するポイントをレクチャーしてくれて。私って歌うと棒読みになりがちなんですが、歌に感情を込めるテクニックを理論的に教えてもらってます。

――歌う際にイメージしている理想の歌手の方はいますか?

因幡はねる:
ゆかりん(田村ゆかり)です。「ゆかりんになりたい!」というと恐れ多いんですけど……私もともとゆかりんの『fancy baby doll』っていう曲がめちゃくちゃ好きで、イベントでも歌ったことあるんです。掛け合いみたいにコールを入れるのが大好きなんです。

――今回の曲でもファンとの掛け合いが楽しめるパートがとても多いですよね。

因幡はねる:
そうなんですよ。今回のお話をもらった時、「掛け合いがしたい」ってリクエストしていたら、具体的なタイトルを言っていないにもかかわらず、本当に『fancy baby doll』ぐらいコールが入っていて、びっくりしました。

――全部フレーズを覚えなければいけないタイプのコールになっているのが、面白いですよね。

因幡はねる:
そうですねー! ななし(黒猫ななし)さんが作曲家さんをピックアップしてくださったとき、『バンドリ!』の曲が掛けあいやコールをしっかり入れているので、それを見て「是非すえくん(Color Material)さんに!」と、お願いしました。

賛否両論をあえてやる

――因幡はねるさんは常にエネルギーがあって、走り続けているイメージがありますが、これまでの配信の中で「この企画は特に燃えた」というのはありますか?

因幡はねる:
ゲストをお呼びする企画はどれも気合が入ってます。例えば、QuizKnockさんをお呼びした「漫画王」の企画は、もともと私がQuizKnockさんを大好きで、ゲストで呼んだVTuberさんも信頼している人ばっかりだったから、楽しかったですし、頑張ろうという気持ちがありましたね。

――問題だけではなく、クイズの解答形式まで考えられていることに驚きました。

因幡はねる:
毎回同じ形式だとファンはつまんないなーと思って、必ず1個は新しい形式を入れるようにしてるんです。そういえば「敵に塩クイズ」は、QuizKnockの山上さんが、なにかの番組でも褒めてくださったんです。自分でも「いい企画思いついたな!」って。

「漫画王」の中で一番好きなのは、「自分を漫画のキャラクターだと思い込んでいる異常者の少年が出てくる」というセリフあてクイズですね。

――VTuberの学力を発表する「VakaTuber」なども人気を集めていますが、実際のところ進行で大変だったところなどありましたか?

因幡はねる:
「VakaTuber」の何が一番大変かって「ゲスト集め」かな。テストを一回解いてもらわなきゃいけないので、参加者の負担が大きいですし、当日もやっぱ長くなりますね。最低でも2時間はかかるので、それをOKしてもらうのは大変です。でも、天開(司)さんをつついてもう1回やりたいですね。

――因幡はねるさんの企画は、出演するVTuber全員に目立つチャンスがあって、おいしい部分もあるのがすごいと思っています。

因幡はねる:
それはやっぱりもう、皆さんが上手だからとしか言いようがないですね。本当にすごいですよね。やっぱり、今生き残ってるVTuberっていうだけで、もうその辺の腕が違いすぎるんだと思います。だから私は適当にやっても多分大丈夫だと思ってます。

――参加者の方をすごく褒めていますよね。

因幡はねる:
実際そうじゃないですか? 人気がある方っていうのは、あれぐらいの企画で撮れ高を残しちゃうんですよね。そういえば「客観VTuber」と「共感VTuber」については両方ともツッコミがないとだめだと思うので、仲の良いVTuber同士を呼びましたね。

――毎回司会者としてフラットな位置を上手く保っている感じがします。進行中に気をつけているところはありますか?

因幡はねる:
その辺に関しては上手い方ばっかりなので、気を付ける必要もないですね。「から騒ぎ」とか系だと、しゃべらないゲストさんに「誰々さんどうですか」って振りますけど、「客観」とか「共感」などの企画に関しては、そういったことすらも必要ないです。参加者みんなが自然に喋ってます。

――「このVTuberなら何をやっても返してくれそう」という意味で信頼している方はいますか?

因幡はねる:
やっぱり(夕刻)ロベルさんと舞元(啓介)さん。ふたりは天才ですよ。私と仲のいい方はゲストとして参加してもらうと司会がとても楽ですけど、中でも、おふたりは本当に、参加してくれればなんとかなっちゃいますね。あんなふうになりたいです。

――また、最近では麻雀配信にも熱心ですよね。ファンの方が麻雀を知らなくても配信を楽しめるようになっていると思います。

因幡はねる:
そうですね、なるべく配信では、麻雀がわかんなくても掛け合いだけでも楽しめるコラボにするようにしています。麻雀以外で好きになってくださった方は、ソロの麻雀配信を見ても微妙かなと思って、練習は配信外だけにしています。

最近ほとんど練習できてないんですが、やっぱり段位を雀聖にはしておきたいです。でも時間が取れないんですよね……。ちょっとの合間にやったところであんまり変わんないから、やるならがっつりやらないと意味がない。難しいです。

特に「神域リーグ」の真っ最中は麻雀コラボが増えたり試合があるから、週に1、2回は麻雀になっちゃうんですよね。そこにソロの麻雀配信を入れちゃうと、麻雀モードが濃すぎるので、それを薄めるためにも練習は配信外でやっていました。それでも文句言う人はいるんですよね「麻雀ばっかりやるな!」って。

――ひょっとして神楽めあさんですか?

因幡はねる:
あはは(笑)。確かに言ってましたね。配信のバランスは、表で言っていないだけで、みんな気にかけていると思いますよ。うまくやる方法があったら教えてもらいたいですよね。

――因幡はねるさんが配信中に心がけていることについてもお聞きしたいです。

因幡はねる:
たまに賛否両論なことをやるようにしています。半年に1回、4ヶ月に1回ぐらいとかなら、ちょっと正直なことを言ってもいいかなと思ってます。「これ、もしかしたらちょっと怒る人もいるかもしれないけど……」という内容の配信も、「まぁ、いっか!」と思ってOK出すときがあるんです。恵方巻き食べて泣いてるやつとか(笑)。

――あれは確かに内容が尖っていましたね(笑)。

因幡はねる:
「久しぶりだし、たまにはこれ許されるでしょ!」みたいな(笑)。普段は我慢しているんですけどね。

今年の5月に配信した「『あにまーれ学園祭』のチケットが全然売れなかった時の相談配信」も、私が勝手にやりました。運営スタッフには「こういう配信をやるから! ダメって言われてもやるからね!」みたいな報告をしてます。チケットの売り上げ枚数を聞いた時にも「全部視聴者に言うからね!」って。

だって私、言っちゃダメな理由が無かったんです。「こういう理由で困るから言っちゃダメです」って言われたらやめますけど、それが無ければ言いますね。

――あの配信は完全に因幡はねるさん主導だったのですか。

因幡はねる:
ななしさんがミーティングのときに「チケットがマジで売れなくてヤバいんです」と言ってきて、「どんだけ売れてない?」って聞いたら「本当にやばいです」って答えで、
「じゃあ、ちょっと今日売り上げがヤバいって配信をするね」って言ったんですよ。

そしたら(柚原)いづみが「(配信に)行けるから行くー」っていうから「来れる人は来る?」って聞いてみたんです。そしたら、(あにまーれのメンバー)みんな来ちゃった。

――配信での空気はとても緊迫していましたね。

因幡はねる:
私以外のメンバーは細かい売り上げ枚数までは多分知らなかったんです。細かい数が書かれたスプレッドシートで私にだけ送られてきて。本当に数枚しか売れてない日があって、びっくりしました。

――それをきっかけに、あの場で喧々諤々と議論できるところが、あにまーれらしい結束力を感じました。

因幡はねる:
結束力とはまた違うと思うんですよ。思ってることを隠さずに言えるタイプのメンバーが多いんです。「隠してもしょうがない、いいとこばっかり見せてもしょうがない」っていうのがわかってるんだと思います。

――他ファンが配信で喜んでくれるように考えていることはどういったことですか?

因幡はねる:
「嬉しいお知らせ」ができるようにはしていきたいと思っています。新曲発表もサンリオさんとのコラボも、みんな喜んでくれます。でも、それって結局私が嬉しいことになっちゃうんですよね。

――僕もはねるさんのファンとして、ポムポムプリンと最初にコラボした時はちょっと泣きました。「夢は本当に叶うんだ!」と。

因幡はねる:
そうですよねー! でも、これから、もっとすごいのがきますよ!

ファンが喜んでくれるものを作るための条件とは?

――774inc.には後輩がたくさんいますが、その中でも注目しているメンバーはいますか?
因幡はねる:
風見くくですね。「テニスの王子様」のモノマネが大好きです。好きすぎてたまに見返してますよ。あんなに色々できるのにいつも自信なさげで、逆にすごい。

(15:30ほどから)

――これから774inc.全体でやってみたいことはありますか?

因幡はねる:
予算をかけなくても、みんなが面白いって思ってくれる企画はいっぱいあると思うんですよ。ファンの方も、VTuber同士の「てぇてぇ」って思える掛け合いや、普段の配信では見られない一面がのぞける配信とかを見たいじゃないですか。特にあにまーれは、お互いをいじり合う瞬間に面白いものが生まれると思うんです。

だから例えば、メンバーがこたつを囲んで喋りながら懐メロ縛りのカラオケをやるとか、ゆるい感じの雰囲気のものをもっと打ち出さないとダメなんじゃないかなと思っています。

――なるほど、それは運営への提案にもなっていますね。

因幡はねる:
メンバーが集合する全体企画って、VTuberに関わった経験のないスタッフが完成したものを持ってくるよりも、実際にVTuberとして活動している方や、それに関わって成功してるスタッフが考えた方がいいんじゃないかなって、私いつも思うんですよ。

取材に同席していた黒猫ななし:
因幡はねるさんからそういった意見があったのは承知していたので、今回の新曲に関しては、本人としっかり話し合って制作したという背景があります。

因幡はねる:
たしかに、今回の曲はちゃんと私の意見も聞いた上で、どういうものにするのか話し合ってくれました。だから今回のこの「独占予報」について文句がないんです。めちゃくちゃ満足してます。

――最後に、今後自身の活動でやってみたいことをお聞かせください。

因幡はねる:
ロケ動画を出したいです。例えば「サンリオピューロランドに行ってきた」動画を編集して出すとか。前に犬と旅行に行った動画を投稿してみたら、みんな喜んでくれたんです。外でカメラを回すことに慣れてなかったんですけど、コツが分かってきたら、また色々やってみたいなと思います。

それからサンリオさん関連だと、またピューロランドでイベントをしたいです。そしてプリンくんのグッズを出したいですねー。またプリンくんカフェとコラボしたいです。

――とてもいい夢ですね。

大きい夢だと「プリン君と結婚したい」になるんですけどねー! あとラジオ番組をやりたいんですよ。毎年年明けに「自分の番組が欲しい」って言い続けてて、MoguLiveさんの年末アンケート記事では毎回その目標を書いてるんですけど、一回も叶ってないから、これ以上言い続けると夢が叶わない人になっちゃう……。でも今年も言います!

新曲詳細

Lyrics:菊池諒
Music:すえくん(Color Material)
Choreograph:SACO MAKITA

曲は「ななしふぇす2022″JUMP” HP」で初お披露目。ライブの詳細はこちら。
https://774fes.com


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