世界的に人気のFPSゲーム「HALO」シリーズ。同シリーズのVRゲームが開発されていたという情報を、Twitterで活動する海外のビデオゲーム情報提供者が公開しました。
「HALO」は2001年に第1作が発売。人類が宇宙進出した未来を舞台に、異星人組織「コヴナント」との戦いなどが描かれます。主にXbox系のプラットフォームで展開されており、シリーズ累計の総売上は60億ドル(約8.100億円)以上。実写ドラマも制作されており、日本では5月から動画配信サービス「U-NEXT」で配信されています。
今回のVR「HALO」関連の情報は、ゲーム系のリーク情報などを取り扱うRebs Gamingが公開したもの。開発中のコンセプトアート(とされるもの)が投稿され、「Reverie」と呼ばれるコードネームで2017年頃に開発されていたと説明しています。
Halo Infinite Virtual Reality project called Reverie that 343 considered creating in 2017 but didn’t due to hard challenges with VR and limited VR users. However there were a few companies 343 interviewed that had an extreme amount of promise. By Dan Chosich. #Halo #Xbox pic.twitter.com/L8Zy82SGn5
— Rebs Gaming (@Mr_Rebs_) July 6, 2022
「Reverie」は、HALOシリーズの「4」以降の開発を手掛けている343 Industriesが制作に携わっていたそうです。ただ当時のVRユーザー数の少なさや技術的な制約から開発は最終的に断念されたとのこと。公開された画像からは、本編主人公マスターチーフの姿や、作中に登場する車両「ワートホグ」の姿などを確認できます。
Meta Quest 2の普及など、現在のVR分野の情勢は2017年と比べて大きく変化しました。「HALO」のようなビッグタイトルでも十分に利益を生み出せる環境が整ったといえるでしょう。343 Industriesによる「HALO」のVR化再チャレンジに期待したいところです。
(参考)VRScout
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