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メタバース 2023.10.13

まるでガンダムのテーマパークだ! 待望の「ガンダムメタバース」を体験してみた

10月12日(木)より、ついに一般公開された「機動戦士ガンダム」シリーズのメタバースワールド「ガンダムメタバース」。長年のガンダムファンはもちろん、最近のアニメで知った人たちも気になるところでしょう。

今回PC版「ガンダムメタバース」に早速足を運び、何があるのかを確かめてきました。

「ガンダムメタバース」の始め方

「ガンダムメタバース」はPCから体験できるメタバースです(非VR機器対応)。体験するには、まず一定以上の性能のスペックを持つWindowsPCが必要です。推奨スペックは以下の通り。

【推奨動作環境】

OS Windows 10 (64 bit), Windows 11 (64 bit)
CPU Intel(R) Core(TM) i7-10700K
GPU NVIDIA GeForce RTX 2070 SUPER
RAM 16 GB
NVMe SSD 20GB(空き容量)

推奨スペックは重めですが、筆者はGeForce GTX 1660 Tiでも問題なく楽しめたので参考にしてください(グラフィッククオリティは低~高まで変更できます)。データの必要空き容量は20GBのため、余裕があったほうが良いでしょう。また、ソフトをダウンロードするためにはバンダイナムコIDが必要です。

さて、最初にするのはアバターメイクです。世界中からのアクセスを想定してか、アバターはややリアル寄りの印象。見た目や色を選ぶだけではなく、顔や背中にオプションも付けられます。

ガンダムフェイスはもちろん、アッガイ・ベアッガイなどの変わり種も。武器やファンネルなども付けられるので、自分なりの見た目でメタバースを楽しめます。なお、アバターはプレイ中にも変更可能です。

ガンダム、メタバースに立つ!

「ガンダムメタバース」を開始すると、目の前に現れるのは初代ガンダムRX-78-2の立像。サイズはアバター比較で18mほどあり、迫力はバツグン。

しかも、この立像の周辺スペースに入ると空中への飛行が可能になり、顔の近くまで接近することができます。もちろん現実のガンダム立像でもここまで近づけないので、まじまじと観察するいい機会になりますね。

また、AI「メロウ」がガイドをしてくれるので、とりあえず何をすればいいかわからないということはありません。チュートリアルに沿って、試しに「カードダス」を引いてみました。世代によってはとても懐かしい体験ができるはず。

「ガンダムメタバース」のメイン施設は、「イベントスペース」「ライブスペース」「シアター」「ユニバーサルセンチュリーミュージアム」「ガンプラビルダーズミュージアム」「ファンアートミュージマム」「ショップ」です。「ライブスペース」と「シアター」は、開催されるスケジュールが公開されているので要確認です。話題のアニメ「ガンダムビルドメタバース」も10月13日(金)より見られます。

「イベントスペース」では、来年公開の最新作「機動戦士ガンダムSEED FREEDAM」からライジングフリーダムガンダムのジオラマも登場します。他にも、「ユニバーサルセンチュリーミュージアム」ではガンダムとグフの死闘の再現も。

モデラーが作ったガンプラが発進する!?

「ガンダムメタバース」で特に力を入れているのが「ガンプラ」です。「ガンプラビルダーズミュージアム」では、イベントに参加したモデラーのガンプラがスキャンされ、立体物として展示されています。

スキャンの精度に関しては、各ガンプラのパーツの造形がしっかりと再現されている一方、細かいところはエッジが丸かったり一部直線が歪んでいたりする印象です。しかし、デカールやウェザリングがきれいに描かれているなどの良い部分もあり、今後の進化に夢が膨らみます。

さらに、ハンガーで様々な角度から眺めたり、出撃シーンを見たりすることも。イベントではVRヘッドセットを装着して操縦することもできたようなので、アニメのようなガンプラバトルが実現する日は近いかもしれません。ミュージアムの3Fにはモデラーによる解説パネルもあり、かなりの読み応えとなっています。

「ガンダムメタバース」では、ガンプラそのものも購入可能です。対象となるのは6つのメタバース限定ガンプラ。ただし筆者がオープンとともに参加した時点では発売されていませんでした(販売スケジュール)。なお、「ガンダムメタバース かんたんアクセス」のページからショップに行くことができるので、限定品を買うために必ずしもPCが必要ではないようです。

広がり続ける「ガンダムメタバース」の世界を体験しよう!

その他、メロウのサイネージの近くではメロウがAIでチャットに答えてくれるなど、最新の技術も体験できる「ガンダムメタバース」。もしもPCがない場合でも、「ガンダムメタバース かんたんアクセス」ページのライブカメラでスマホからでもメタバースの様子を確かめられます。

今回の開催は期間限定ですが、会期は10月24日(火)10:00まで延長されています。さらに、来春にも再び開催されることが告知されているので、アニメとともにより盛り上がることを期待します。

「ガンダムメタバース」のダウンロード先はこちら。
https://gmpj.bn-ent.net/ja

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