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【体験レポ】光学迷彩を使ったステルス戦に大興奮!VR ZONE『攻殻機動隊』

東京・新宿にある「VR ZONE SHINJUKU」は連日賑わいを見せているVR体験施設です。この「VR ZONE SHINJUKU」では、2017年12月9日から新たなアクティビティ(※)が稼働を開始しました。

※アクティビティ:同施設でのアトラクションの名称

「VR ZONE」といえば、エヴァンゲリオン、マリオカート、ガンダムなどのアニメ・ゲームの世界を体験できるものを中心に様々なVRアクティビティが揃っている施設です。

【新宿でVR体験】VR ZONE SHINJUKUの店舗情報

【新宿でVR体験】VR ZONE SHINJUKUの店舗情報

Taiken.tv

新たに稼働を開始するVRアクティビティは、国内外で人気の作品「攻殻機動隊」を題材とした対戦型VRコンテンツ『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』です。総計8名で4名ずつのチームに分かれて戦う対戦型の体験です。

https://www.youtube.com/watch?v=3XkupySnI7A

稼働開始に先駆けて体験できる機会があったのでレポートを声優の有野いくさんとともにお届けします。

12m×20mという日本最大の広さのVR体験エリア

まず『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』の最大の特徴は「VRで自由に空間を歩き回れる」ことです。VR ZONE SHINJUKUの1F奥にある12メートル×20メトルの広大な空間を使って行われます。

『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』入り口。入り口からは中を見ることができません。


予約制となっており、時間になると奥の部屋でブリーフィングが始まります。手荷物はロッカーに入れて鍵をかけます。



『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』は、対戦型の体験ですがそれぞれ目的は同じ、施設の中で「テロリストを倒し、ハッキングで情報を奪う」というミッションに取り組むことになります。

武器はハンドガンのみ。入り組んだ施設の中に息を潜めながら潜入し制圧するというステルス要素の強いミッションです。

そしてそのステルス要素を最大に特徴づけているのが攻殻機動隊シリーズでおなじみの「光学迷彩」です。光学迷彩は一定時間チャージされることで利用可能になり、銃のリアの部分にあるボタンを押すことで発動します。味方からは自分の姿が見えますが、相手からは見えなくなり、まさにステルスでの状態を体験できます。

ブリーフィングが終わったら横にある端末で自分のニックネームを入力します。この名前がミッション中は自分のアバターに表示され、さらにスコア表示にも使用されます。

アリーナの広さは、部屋に入った瞬間思わず「広い」と一言目に出てくるほど。この規模でのVR体験は、セガジョイポリスが運営する『Zero Latency』を越えており、記事執筆時点では、日本国内で最も広いスペースを使ったVR体験です。


装備品を載せた物々しい台が用意されます。

まさに重装備

制圧ミッションということで、当然装備も様々なものを付ける必要があります。

VRゴーグル(HTC Vive)に加えて、背中にはバックパック型のPCを背負い、腕、足首、腰にそれぞれモーショントラッキング用のセンサーを装着していきます。


起動されると全てのモーションセンサーが赤く光り始め、近未来感満点です。

まずは両足、そして腰、バックパックPC、腕の順に装着していきます。

まずは両足。ずれないようにしっかりと固定していきます。


腰のセンサーはベルトで固定します。


バックパックPCにはMSIのVR ONEが使われています。

なお、気になる装備の重さですが、足や腕に巻くセンサーは、「サッカーでつけるサポーターのような軽さで違和感なし」(有野さん)と非常に軽量です。一方、バックパックPCは10kg程度ということですが、小柄な女性でも「軽いに越したことはないが、自由に動くには不自由ない。実生活でPCの入ってるリュックを背負っている感じ」とのこと。確かに重そうではありますが、しっかりと歩を進めていました。

なお女性向けに、ヒール対策で靴の貸出やスカートの人にはレッグウォーマーも用意されています。

PCを背負うところまで終わったらアリーナで各人のスタート位置に立ち、VRヘッドセット、ヘッドホン、ハンドガンを装着していきます。


VRヘッドセットもセンサーがついており、既存のHTC Viveとは比べ物にならない外見になっています。

そして手にはハンドガンを持ち、全ての装備を装着完了です。

なお、オープン当初は4対4ではなく3対3で提供されるとのこと。さらにナビゲート役として1名ずつ各チームにインストラクターが入るため、実質は2名+インストラクター1名の3人チームずつで戦います。「稼働開始直後は案内が必要」ということでのインストラクターの起用、そして「初のフリーローム(歩き回れる)対戦なのでお客様がどういう動きをするか、世界的にも知見がない」ためしばらくは様子見で3対3での稼働にしているとのことでした。

インストラクターの案内に従いVR内で動けるかどうかの確認や銃の取り扱い方を覚えます。

光学迷彩にアガる!

装着後の流れは、攻殻機動隊の主人公・草薙素子によるミッション説明(本アクティビティのための録り下ろし!)の後にいよいよミッションがスタ―トします。

施設内を探索しながら敵を倒し、ハッキングを行うためのアタッシュケースを探します。

なお、アリーナには現実空間には一切の障害物がありませんが、VRでは施設内のため壁があります。入り組んだ施設を歩き回りながら進んでいきます(壁にめりこんでしまうと戦闘不能)。

この手のフリーロームのVR体験はモーションの動きに遅延が生じると一気に没入感がなくなってしまいますが、「遅延はほとんどなし。そのおかげでゲームに没入できた」(有野さん)ほどに非常に自然なトラッキングが実現しています。

また、チーム戦のためチームワークが重要です。ヘッドセット越しに声をかけ合うことでお互いを援護し合う場面も。特に、ハッキングのためのアタッシュケース周りでは、熾烈な争奪戦になるため、チームワークを発揮できたチームの方が有利です。

インストラクターを中心に声をかけていましたが、「味方と声を掛け合っての攻略が、白熱して楽しかった。知らない人とでも一体感が生まれた。」(有野さん)とのこと。「撃たれた!死んだああああああ」と時に叫び声をあげながら体験していました。

「最もテンションがブチあがったのが“光学迷彩”を体験し、自分が透明になったとき!!!光学迷彩モードだと敵から見えなくなるので、無敵になった気分。 しかし攻撃されたらちゃんと当たるので、調子に乗って敵に近づくべからず!」
という大興奮のコメントも。

安全面にも配慮

なお、複数人がVRで同時に動き回る時に気になるのが衝突などへの安全性です。今回は、気配をできるだけ消してのステルス戦。「走る」など早く動くと音が出てしまい敵に姿がバレるといった設定があります。そのため、自発的にゆっくり動きたくなります。

また、人に接触しそうになったら”危険”と表示されるので実際にもぶつからないという安全面にはとことんこだわったデザインでした。実際に体験中にプレイヤー同士が接近しても一度もぶつかって接触することはありませんでした。

結果はウェブでも閲覧可能

戦闘は10分程度で終了します。その後各プレイヤーのスコアが表示されて体験は終了に。スコアは『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』の公式サイトでも体験日時を入れて誰でも確認ができます。

精度の高さの秘密

当初、『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』は、8月末の公開予定でしたが、VR ZONEの田宮幸春氏(タミヤ室長)によると「モーショントラッキングの精度を高めるためにも調整を続けてようやくの稼働開始になった」とのこと。世界的に見ても例のないモーショントラッキングシステムを導入しています。

その精度の高さについては、小山順一郎氏(コヤ所長)からも「ハンドガンの精度にもこだわった」という話がありました。銃を使う多くのVRアトラクションが大型のマシンガンを使い、照準精度はあまり問われないのに対し、ハンドガンを実際にしっかりと構えて照準を合わせることができるほどまで精度を高めています。

実際に体験をした有野さんも「これまで体験したことのある動き回るVR体験のどれよりも違和感がなかった」と絶賛、稼働を延期しての努力が実っていたようです。

なお、今回開発を担当したCJことローム・チャールズ氏は「大の攻殻機動隊好き」。施設内にもロジコマが置いてあったり、と攻殻機動隊ファンのテンションが思わず上ってしまうような仕掛けがあります。一方で体験自体は「攻殻機動隊を知らない人でも十分に楽しめる」(有野さん)ものになっています。

最後に恒例のポーズで記念撮影。左から、VR ZONE・タミヤ室長、有野いくさん、VR ZONE・CJさん、VR ZONE・コヤ所長

VR ZONEはこの『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』の稼働開始をもって、施設開設当初に発表されていた全てのアクティビティが稼働することになりました。しかし…「まだまだあります」(コヤ所長)との発言もあり、VR ZONE SHINJUKUのアクティビティはさらに増えていく模様。既存のコンテンツの入れ替えなのか完全に新規なのか、突っ込んだ質問には笑顔で「お楽しみに」との回答でした。

VR ZONEが次にどんなアクティビティを導入してくれるのか、非常に楽しみにしたいところです。

『近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds』は、VR ZONE SHINJUKU内で体験可能です。予約は公式サイトから。価格は1人2,800円です。

【新宿でVR体験】VR ZONE SHINJUKUの店舗情報

【新宿でVR体験】VR ZONE SHINJUKUの店舗情報

Taiken.tv

施設の概要

施設名

「VR ZONE SHINJUKU」

住所

東京都新宿区歌舞伎町1-29-1

アクセス

JR新宿駅東口から徒歩7分
西武新宿駅から徒歩2分
東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩10分
東京メトロ東新宿駅から徒歩10分

営業時間

10:00~22:00(最終入場時間21:00)

休業日

年中無休

公式サイト

https://vrzone-pic.com/

(参考)
VR ZONE 特設ページ
https://vrzone-pic.com/ishokuhadacollabo.html

この記事を書いた人

有野いく
声優・レポーター。2011年よりVR体験を動画レポート。デジタルコンテンツエキスポ公式レポーター7年目。声優出演作はアニメ「ナゾトキネ」、ゲーム「PSO2」、スマホゲーム多数、CMナレーション等。好きな食べ物はからあげ。 Twitter:@iku_arino
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