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Fortnite 2024.01.01

“レゴブロック”と化した「フォートナイト」を体験 ブロックを使った建築は可能性が無限大!

12月7日、バトルロイヤルTPS「フォートナイト」に、「LEGO(レゴ)」とコラボしたサンドボックスクリエイティブワールド「LEGO Fortnite」が実装されました。

「フォートナイト」は、基本的に建築要素を取り入れたマルチプレイの対戦ゲームですが、「LEGO Fortnite」では、自由に建物や乗り物を作ったりしつつ、広大な世界を冒険できます。

今回は「LEGO Fortnite」の「サンドボックスモード」で遊んだ感想をレポートします。

2種類のゲームモードを遊べる!

「LEGO Fortnite」には、ゲームメイン画面の下に表示されるアイコンを選択すれば遊べます。表示されるワールドは他のフレンドと共有可能で、誰かと一緒に遊べます。また、フレンド不在時であっても、その人のワールドに入場して、自分だけで発展させたりもできます。


(「LEGO Fortnite」メニュー。使用できるのは“LEGOスタイル”のコスチュームのみ)

さっそくプレイしてみましょう!


(まずはワールドを作るスロットを選択)

「サバイバル」と「サンドボックス」という2つのモードが用意されています。「サバイバル」は、文字通り、敵を倒して素材を集めつつ、冒険や建築を行っていくモードです。「サンドボックス」は建築に特化したモードで、敵の出現も素材の制限もなし。好きな場所に好きなものを作って遊べます。なお、敵の出現や気温の有無などは、好みに合わせて調整できます。


(ワールド作成画面。各項目を細かく変更できます)

広い世界を大冒険!

ワールドは、トゥーン系のデザインかと思いきや、かなり綺麗です! しばらくカメラを回して景色を楽しんでしまいました。特に光の表現などは、最近の人気ゲームにも負けないレベルだと思います。

リスポーンポイントには「フォートナイト」のマスコット“ピンクのクマちゃん”がいました。ここでチュートリアルを受けられます。


(遊び方を教えてくれるクマちゃん)

フィールドを見て回りたかったので、まずは飛行モードで各地を巡ってみました。フィールド上には緑が豊かな草原もあれば、荒野地帯、雪山などもあります。


(バイオームは多種多様。雪山では気温が下がって“凍える”要素も)

よく見てみると、廃屋や廃村もあり、屋内にはアイテムが入っている宝箱が入っていることも。文明崩壊後の世界みたいな雰囲気ですね。

また、高層ビルのように高くそびえる岩や、一面にトウモロコシが生えている畑のような場所など、特徴的なスポットも、内部に入れるダンジョンのような洞窟もありました。


(薄暗い洞窟の中。奥には……)

レゴブロックを組み立ててみよう!

ワールド探索はここまでにして、拠点をつくってみましょう。建物も道路も壁も、基本的にはすべてレゴブロックです。これらを組み立てていくことで、自分だけの建築物を作り出せます。

今回は廃屋を改築して、ベースキャンプ風にしたいと思います。


(第1拠点の予定地。このままでは、かなり物悲しい状態)

建物をつくるには、大きく分けて2つのやり方があります。1つは、すでに用意してあるパーツ(床、柱、天井など)を使って組み上げていくやり方。ゼロからデザインを決めたい人にはおすすめです。

もうひとつは、テンプレートを使うやり方。建物のかたちがある程度決まっているものをそのまま使えるので、すぐに作りたいものが思いつかないときは、こちらを試すと良さ差王です。

ものは試しで、町の中心にセンター通りをつくってみます。道路を整備すれば、しっかりと開発が進んでいるように見えるはず。その比較がこちら!


(土が露出していた道に……)


(通路をつくりました! 街灯なども置いていきます)

これだけで結構雰囲気が変わったのではないでしょうか……!?

お次は、防犯用に街の外壁づくり。壁ブロックの一枚一枚は、そのまま感覚的に連続して繋げられるようになっていました。


(壁をズラーッと伸ばしていきます)


(見張り台も建てておきましょう)

お気に入りは、この見張り台です。テンプレートを選択すると、ガイドが表示され、あらかじめ決まっているパーツを正しい場所に入れることで建物が完成します。設置そのものは楽なのですが、土台からパーツを組んでいく作業は大変です。見張り台の場合は13段階も必要なので、時間がかかってしまいました(このあたりは、今後もっと楽になってほしいところです)。

さて、ようやく自宅づくりに挑戦です! せっかくなので廃屋を“リノベーション(改築)”してみましょう。

選んだのは、2階建ての建物。半壊してしまっているので、外壁を直すところから。木目や石など、さまざまなデザインの壁を選べます。現実的に考えると、階段は内部にあった方が良さそうですが、スペースを優先して外側に出してみました。

2階の床作業にとりかかってみます。床は思うように設置できないことがしばしばあるので、上手くいかないときは、小さめのパーツを連続して配置すると、綺麗に繋がります。

最後は、自宅の飾りつけ。1階はリビング兼寝室にして、プチ屋上にはトイレとお風呂を設置してみました。これで、お風呂に入りながら村全体を見回すという、リッチな体験ができますね。


(キャンドルやテーブルを置いてオシャレ感を演出)


(ベッドはリスポーン地点になります)


(屋外のお風呂でリラックスできる!)

結果的に、自分の理想の住居が完成しました! ここを拠点に、これからアレコレと建築や冒険が進みそうです。

まとめ:面白すぎる!

「LEGO Fortnite」は、「フォートナイト」に新しい“風”を吹き込んだ面白いモードだと思います。これまでにも、ゲーム内にサンドボックスに近いクリエイティブワールドはいくつかありますが、「LEGO Fortnite」は段違いです。

今後もアップデートが継続される予定とのこと。個人的には「マインクラフト」のように地面や壁を掘って地形を変える“整地”ができるようになって欲しいところです。今後どのような建築ができるようになるのか、期待しています!

公式サイトはこちら。
https://kids.lego.com/ja-jp/campaigns/fortnite

(執筆:井文)


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