1月6日(水)フォロライブというVTuberの公式サイトが公開されました。サイトには8名のVTuberそれぞれのプロフィールとデザイン担当者の名前などが掲載されています。
しかし、VTuber活動に必須の動画サイトやSNSのリンクが貼られていません。それもそのはず。このサイトでは「存在しない」VTuberが掲載されていました。
現在この企画を立ち上げ、さまざまな仕込みを行ったクリエイター・湯花さんのnote記事「存在しないVtuberの作り方」が話題となっています。
noteの記事によれば、湯花さんは親しいフォロワーの「バーチャルの身体が欲しい」というツイートがきっかけで、キャラクターデザインを開始。SNSで関係者たちと「もし、フォロワーがVTuberデビューしたら?」という妄想を共有し、デザインしたVTuberが本当に実在しているかのようなツイートを投稿し合い、楽しんでいたそうです。
その後、話は発展していき、湯花さんはVTuberの2Dアバター作成まで実践することに。試行錯誤の結果、Live2Dを駆使したモーションの追加に成功しました。そして、2020年12月25日に関係者たち8名それぞれの2Dアバターを受肉し(動かし)、通話会議の場で盛り上がったとのこと。
今回の記事の投稿後、Twitterで企画がたちまち話題に。VTuberのフィンダ―おじさんは「クリエイティブ賛歌だ」とコメントしています。実際のLive2D作成の過程が役立つといった意見も見られました。
クリエイティブ賛歌だ…
存在しないVtuberの作り方|湯花 #note https://t.co/hMOXZkHo1c
— フィンダーおじさん😹 (@FinOji_ch) January 7, 2021
存在しないVtuberの作り方|湯花|note https://t.co/grm1l2q9kF 今日はめちゃくちゃ良いを連発しがちだけどこれはめちゃくちゃよかった。
めちゃくちゃ正しく「手段」だった、最高だったのでみんな読んでほしい— ようてん (@youten_redo) January 7, 2021
存在しないVtuberの作り方|湯花|note
あっ地味にこれlive2Dモデルの制作に役立つ知見が載ってる! https://t.co/hcBSKysFNU— ハバネロP (@habaneroP) January 7, 2021
記事によれば、湯花さんは今後キャプチャボードの購入を検討しているとのこと。存在しなかったVTuberが本当に存在することになる日が来るかもしれません。公式サイトはこちら。
(参考)「存在しないVtuberの作り方」