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ゲーム・アプリ 2020.04.28

ヒッチコック作品をインスパイアしたVRミステリー「Fire Escape」PC版登場

アメリカ・ニューヨーク州に拠点を置くゲーム開発会社「iNK Stories」が2018年、Google Daydream(以下、Daydream)向けにリリースしたVRミステリー「Fire Escape」。そのPC版が4月29日(※日本時間:4月30日)、Steamでリリースされることが発表されました。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift。言語サポートは英語のみです。

アパートで起きる殺人事件の真相に迫るミステリーアドベンチャー

「Fire Escape」は、ブルックリン・ニューヨーク市区中心部の「クラウン・ハイツ(Crown Heights)」のアパートで起きる殺人事件の様子をリアルタイムで描き出すミステリーアドベンチャーゲーム。プレイヤーはアパートの各部屋を自由に覗き見て、入居者の様子を観察しながら事件の真相に迫っていきます。

リアルタイムの言葉が示す通り、部屋の観察中は見ていない部屋でも何らかの出来事が推移。どの部屋を重点的に調べるか、プレイヤー自身の選択と判断力が試されます。本編も3つのエピソードで構成され、それぞれ約20分規模に及ぶストーリーが展開されます。演出面でも映画監督アルフレッド・ヒッチコックの手法をインスパイア。常に不安を煽り立てられる緊迫した雰囲気の中、観察と調査を行っていく形になります。

当初、Daydream独占タイトルとしてリリースされた本作ですが、2019年の同ヘッドセット販売終了もあって、新規プレイのハードルが上がった状態になっていました。2018年のリリースから約2年の時を経て、iNK Storiesの処女作でイラン革命を描いたアドベンチャーゲーム「1979 Revolution: Black Friday」同様に、PCで遊べるようになります。

なお、本作の売上の約25%は新型コロナウィルスの救済活動に寄付されるとのこと。また、VRヘッドセットなしでのプレイにも対応しています。

ソフトウェア概要

タイトル

Fire Escape

発売・開発元

iNK Stories

対応ヘッドセット

Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift

プレイ人数

1人

(参考)UploadVRiNK Stories公式サイト


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