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ゲーム・アプリ 2015.12.14

【Gear VRゲーム】プレイしている様子はまるでエスパー使い。新感覚パズルゲーム『Esper2』

今回紹介するのは先日取り上げたSTG『Anshar Wars』とともにGear VRの初期からあったパズルゲーム『Esper』の続編にあたる『Esper2』です。こちらの作品も大幅にゲーム性が上がっています。

このゲームは超能力を使って物を掴み、動かしていくパズルゲームです。球体や四角の物体を超能力で所定の場所にもっていけば先に進むことができます。操作方法はシンプル。Gear VRの側面にあるタッチパッドを使います。目線を動かしたい物体に向けてタップすると物を超能力で掴み、そのままスワイプすると前後左右上下にスルスルと動かすことができます。
1作目は2014年12月にリリースされていましたが、2ではストーリーが付加さ、さらにゲームとしての完成度が向上しています。

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序盤はチュートリアル的な内容ですが、それでも細かい操作を要求されるので難しく感じます。今作では右に映っている赤いランプの付いたカメラから指示が飛んできます。結構うるさいのですが、モノをぶつけたりはしないであげてください。

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このように離れた的に物体をぶつける仕掛けもあります。ドッジボールの感覚に近く、結構癖になります。物体を掴んだ状態(タッチパッドに手を当てた状態)でダブルタップをして投げるのでGearVRの操作に慣れていない方は最初はなかなかうまく投げられないかもしれません。

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ステージが進むと仕掛けも複雑になってきます。超能力が通らないガラスや謎のレバー、移動する壁など様々な仕掛けが出現し頭を悩ませます。この画像のステージでは中央にあるハンドルを回すことでギミックが動くのですが、ただ動かすだけでは仕掛けは解けません。

最近リリースされるGearVRアプリはかなりクオリティが高いものが増えてきていますが、この『Esper2』はその中でも特にお勧めできるモノです。

やはり、色々なものをつかんで投げられるのは非常に楽しいこと。前作とは違い、端においてあるパズルとは無関係な小型のオブジェクトも拾って投げられるのも地味に嬉しいです。

そして、GearVRを被りながら操作している光景は他の人から見たらエスパーを使っているようにも見えるのもポイントかもしれません。

1つだけ欠点を上げるなら、物体をつかんだ後にスワイプやダブルタップをするのが少し難しい点です。ダブルタップをして物体を投げたりしたくても、シングルタップになってしまい目の前に落ちるという事が少なからずありました。

慣れてしまえば操作ミスも減ってくるので気にならなくはなります。慣れる頃には操作ミスよりもステージの仕掛けに悩まされることになりますが。GearVRの操作性を生かしている良作と感じました。同じ価格のアプリの中でも特にオススメ出来る作品です。

<ソフトウェア情報>
「Esper 2」
【メーカー】Coatsink Software
【開発者】Coatsink
【対応ハードウェア】 Gear VR(Innovator Editon含む)
【価格】 9.99ドル
【操作】タッチパッド
【リリース日】 2015年12月10日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
【言語】英語(英語が分からなくてもストーリー以外は理解でき、ゲームは楽しめます)

<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★★(Gear VRの良さを生かしている良作)
  【快適さ】★★★★★
  【操作性】★★★★☆(つかんだ後に物体を動かす操作が難しい)


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