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ゲーム・アプリ 2019.01.26

人気コミックがVRに! 「生」なセクシー体験が味わえる「終末のハーレム VR」先行体験会レポ

コールドスリープから目覚めたら、99.9%の男が死滅して50億人の女性が生きる世界だった――。謎が謎を呼ぶサスペンス性と、美女たちのセクシーな描写で大人気なSF・エロティックサスペンス「終末のハーレム」。少年ジャンプ+で連載中のこの人気コミック、DMM picturesの制作で終末のハーレム VRとしてリリースされる旨がアナウンスされたことに、密かな期待を抱いていた男子諸氏は多いと思います。

本稿では「終末のハーレム VR」のリリース形態などの最新情報と、1月17日にメディア向けに行われた先行体験会でプレイをした感想をお届けします。

意外にも全年齢対象作品に。作品は3編+α

3月4日にリリース予定の「終末のハーレム VR」ですが、まず前提として主観視点でのVR映像コンテンツとなります。ゲーム的なインタラクティブ要素がないのはやや残念ですが、その分余計なことに気を取られることはなく、映像に身を委ねることができるでしょう。

メイティングと呼ばれるきわどい描写がふんだんな原作だけに勘違いされそうですが、全年齢対象作品となります。原作の性質上、正直かなり意見の分かれるところではありますが、コンテンツ内容は「見えそうで見えない」という、掲載媒体の少年ジャンプ+基準となっています。

DMM動画にて配信されるコンテンツは周防美来篇、東堂晶篇、ハーレム篇の3種類。それぞれ「約5分間の本編映像」に加え、特典映像として「モーションアクターを受け持ったグラビアアイドルの実写VR映像(約5分)」となり、価格は各話1,080円(税込)。3本セットのバンドルパック篇は2,700円(税込)と割安ですが、特典映像がメイキングのダイジェスト版(通常映像約10分)となります。

また、店頭で購入できるパッケージ版「終末のハーレム VR~バンドルパック篇~」も、3月29日に3,240円(税込)で発売とされます。こちらは周防美来篇、東堂晶篇、ハーレム篇の本編+特典映像がワンパッケージ(データカード)で楽しめます。

興奮の先行体験会レポート

ここからは肝心の先行体験会の模様をレポートしていきます。ただし、体験できたのは開発途中のバージョンであり、音声は入っていない状態。あくまで“こんな雰囲気になります”という参考にしてもらえたらと思います。なお、体験会ではスマホを使うVRデバイス・Gear VRを使用しましたが、動画自体はDMM動画のプラットフォームを利用するので、スマホVRからOculus RiftやHTC VIVEといったPC向けVRデバイスにまで幅広く対応しています。

筆者が最初に体験したのは周防美来篇。主人公のひとりである水原怜人の専属担当感にして、怜人の想い人に容姿が似ているという謎めいた美女・美来。映像は、ベッドに仰向けになって休んでいる怜人(視聴者)の元に、ネグリジェ姿の美来が現れるところからスタートします。自分は基本ベッドに寝そべった状態で、周囲を見回すことができます。

世界で男性がほぼ死滅しているという状況に戸惑う怜人に、自身の体をもってメイティングを迫る美来。コミックス1巻の名シーンですね。

そうしているうちに、美来はこちらに顔をグッと近づけたり、体の上に覆いかぶさってメイティングをするよう説得(誘惑)をしてきます。スイカのように丸々としたバストが目の前を行き来する様子はなかなかの迫力(?)。会話をしつつも、美来は体勢を変えて後ろ向きになったりと、さまざまなアングルからそのボディをこちらに見せつけてきます。周囲に人が大勢いる状態だったから冷静でいられましたが、ひとりで見ていたら確実に口元が緩んでいたことでしょう(笑)。

ところで、前述したように登場する女性キャラクターの動きはグラビアアイドルの動きをキャプチャーしたものです。それだけに体のしなり方やちょっとした仕草なんかが(当たり前ですけど)女性的で、なんとも生々しさを感じさせます。キャラクターモデルも原作の雰囲気をうまく捉えているので、原作で読んだあのシーンを存分に体験できそうです。


(ちなみにキャラクターモデルは全裸モデルを制作した上で服装を着せているとのこと)

続いて、ハーレム篇の特典映像である「メイキング・オブ・メイティング」を体験しました。これは、本作のモーションアクターを務めたグラビアアイドルの、あべみほさん、山本有紗さん、四葉杏果、伊東みつきさんが、水着姿でシナリオに沿ったお芝居をするというもの。自分が温泉の洗い場で椅子に座った状態で、周囲を美女に囲まれて体を洗われるというまさにハーレムなシチュエーションだけに、刺激度はかなり強め。キャラクターモデル+声優による音声に差し替わった本編映像が、どんな仕上がるか気になるところです。

残るひとつの東堂晶篇ですが、こちらはまだVR化されておらず、いわゆるシアターモードでの体験となったので簡単な雑感を。シチュエーションは、体育倉庫で土井翔太に迫った原作4巻のシーンをモチーフにしたもの。体育マットの上に組み伏せられた翔太に覆いかぶさる晶の艶めかしい姿を、思う存分眺めることができそうです。

……といったように、さまざまなパターンでセクシーなシチュエーションが楽しめそうな本作。3月に開催されるAnime Japan 2019では、音声のついたバージョンが体験できるとのことなので、気になる人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

原作マンガ担当・宵野コタロー先生によるコメント

——VR化が決まった感想、心境の変化があれば教えてください。

宵野コタロー(以下、宵野):今は本当に様々なメディアミックスがありますがVRは予想していませんでした! SNSでは驚きの声が多く、担当さんからも、今回のように漫画作品をVR化するのはあまりない事だそうで尚更「終末のハーレム」を選んでもらえた事が嬉しかったです。何より自分がデザインしたキャラクターが映像になり、動く事が楽しみでした。発表時は内容が謎につつまれていたので、私と同じようにR指定では……と思った方もいらっしゃるのではないかと(笑)。

——VRは体験したことはありますか?

宵野:初めて体験したのはジャンフェスで出展されていた「暗殺教室」のVRコンテンツでした。想像していた以上にリアルで衝撃を受けた事を覚えています。

——キャラクターモデルを見ての感想は?

宵野:3Dモデルは特に顔に関して何度か修正をお願いしました。自分の絵を客観的に見る事は難しいですが、自分の絵らしさのバランスを3Dでうまく再現して頂いたなと思います。

――周防美来篇、東堂晶篇、ハーレム篇の3篇構成でどれが気になりますか?

宵野:映像はまだすべて見れていないので、好きなキャラは晶ちゃんでしょうか。彼女の恥ずかしがりながらも大胆に誘う姿は、映像でかなり良い刺激をもらえるだろうなと思いました。

——原作コミックからVR化される作品は前例がまだ少ないですが、自作がVR化するのに対してはどのような印象をお持ちでしょうか?

宵野:VR自体が従来のコンテンツと比較して、まだハードルが高いイメージがあるので、元々ある作品をVR化するのは面白いなと思います! 特に今回のようなキャラを前面に押し出し堪能できるストーリー展開などは、アニメやドラマCDなど他では出来ないのでVR化ならではの醍醐味だと思います。

——最後に読者に一言!

宵野:DMMさんのおかげで「終末のハーレム」の世界をまさかのVRで体験、堪能することが出来ます! ハーレムの名にふさわしい映像を楽しんで頂けたら嬉しいです。そして、色々な豆知識を教えてくれる、ちょっと抜けてる天才VTuberちふゆを、生温か~い目で応援してやって下さい!(笑)

(参考)「終末のハーレムVR」特設サイト


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