SteamVRのクリエイターとHalf Lifeの開発者は、Valveの最も人気のあるタイトルの一つである『DOTA 2』のアップデートを行いました。追加要素の中で特に大きなものとして、「VR観戦モード(VR Spectator Mode)」が追加されました。
戦闘の様子を間近で観戦できる「VR観戦モード」
今回のアップデートは8月8日から13日にわたって米シアトルにて開催される『Dota 2』の公式世界大会「The International 2016」に合わせて配信されました。
VRデバイスでゲームプレイを観戦できる「Dota VR Hub」が実装されたことにより、マップ上の激戦の様子を俯瞰視点で観戦したり、戦士たちと同じ視点に立ち、迫力ある戦闘の様子を間近で観ることも可能になります。また、VR上の巨大なスクリーンに映し出された試合の様子を他のプレイヤーと一緒に観戦する様子も紹介されています。
DotA 2 VR Spectator Mode
戦闘の様子を間近で観戦できるモード。公式によると、観戦モードは最大15人までサポートしているとのこと。
Dota2に新たに追加されたVR観戦モードが今後のe-Sportの新たな観戦の形になるのか。今後の可能性を感じさせるアップデートとなりました。
なお今回のアップデートでは、他にプレイヤーカードや試合の結果予想機能なども追加されました。全ての追加要素に関しては公式ページより確認することができます。
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(参考)
Valve Adds VR Spectator Mode to ‘DOTA 2’(英語)
http://uploadvr.com/valve-adds-vr-spectator-mode-dota-2/