約55年の歴史を誇るイギリスの人気SFドラマ「ドクター・フー」原作のVRアドベンチャーゲーム「Doctor Who: The Edge of Time」のOculus Quest版が1月23日(木)にリリースされます。
「Doctor Who: The Edge of Time」のストーリーは、時空の端(the edge of time)に閉じ込められた主人公・ドクターのコンパニオンをサポートして、謎の敵「Reality Virus」との戦いに身を投じるというもの。ヴィクトリア朝時代のロンドンや古代エジプトなど、過去の時代を巡ります。
アクションパートでは、原作ドラマでお馴染みの万能ツール「ソニック・スクリュードライバー」を駆使してパズルを解いたり、敵モンスターとの戦いを潜り抜けたりしていきます。本作で登場するドクターは、ジョディ・ウィテカー氏が演じる13代目で、ドラマ版同様、声優も同氏が担当しています。
2019年11月12日にSteam、Oculus StoreでHTC VIVE、Oculus Rift対応のPCVR版がリリース(日本語非対応)。さらに海外限定で、PlayStation VR版も同時期にリリースされました。
Oculus Quest版は2019年末予定となっていましたが、12月に延期が告知され、年を跨ぐ形に。しかし、その分より自由な動きを実現させ、先行リリース済みのPCVR版の問題も解消した最高のバージョンに仕上がったと、開発のMaze Theoryはコメントしています。
これに関連して、先行リリース済みのPCVR版にも同様の最適化処理などを施すアップデートパッチが配信され、Valve Indexのサポート追加も実施されます。
約10分の短編「Doctor Who: The Runaway」もリリース
また、1月16日には同じく「ドクター・フー」原作のVRアドベンチャー「Doctor Who: The Runaway」がOculus Storeでリリースされました(※Steamは1月17日予定)。こちらの開発と販売はBBC Media Applications Technologiesが担当。価格は無料です。
プレイヤーはドクターのコンパニオンとなり、「Volta」という名の若きエイリアンを故郷の惑星へと帰還させるため奮闘します。約10分ほどの短編で、こちらもドクターは、ジョディ・ウィテカー氏が担当。また、アニメ調のグラフィックを採用しているのも大きな特徴です。
(参考)UploadVR(The Edge of Time、 The Runaway)