数々のヒット作で知られるウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオから、初のVR短編映画がリリースされます。今年8月にバンクーバーで行われるコンピューターグラフィックスの学会、SIGGRAPH 2018にて公開予定です。
アニメーション部門初のVR作品
VR映画のタイトルは「Cycles」。ある家に住む家族と、そこで起こる出来事にまつわる物語です。
ディズニーはこれまで、傘下のピクサーが手掛けた「リメンバー・ミー（原題：Coco）」のVRコンテンツである「Coco VR」、スターウォーズをテーマにしたアトラクション「Star Wars: Secrets of the Empire」などでVRに関連する作品を展開していました。しかし、同社のアニメーション部門自体がVR作品を制作するのはこれが初めてとなります。
モーションキャプチャー等を活用
制作にあたり、ディズニーはモーションキャプチャーや「Quill」などのVRペイントツールを活用。アニメーションに実験的な手法を取り入れたということです。
作品の一般公開については明らかになっていません。初のディズニー・アニメーション・スタジオの作品、8月の発表が楽しみに待たれます。
（参考）Road to VR
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