レースゲーム「DiRT Rally 2.0」のPC版が、アップデートによりVRヘッドセットを使用したゲームプレイに対応しました。同作は、イギリスのゲームスタジオCodemastersが制作。悪路を走るラリーレースを題材とした作品です。すでに本編は発売されており、2019年2月に、VRに将来的に対応することが告知されていました。
PC版「DiRT Rally 2.0」の対応VRヘッドセットは、Oculus Rift(Rift S)、Valve Index、HTC VIVE。販売はSteam(6,290円)とOculus Store(6,416円)で行われています。(価格はいずれも税込)。
Codemastersは、今回のVR対応を“オープンVR対応(OpenVR support)”と表現しています。2019年8月9日現在、リストに掲載されていないVRヘッドセット(Odssey、Pimaxなど)が「DiRT Rally 2.0」に対応するのかは明らかになっていません。
PS4版はVRには対応せず
「DiRT Rally 2.0」は、PC版のほかにPlayStation 4とXbox Oneで発売されています。Codemastersによれば、現段階ではPlayStation VRへの対応は予定していないとのこと。
Oculus Store版限定の新要素も実装
Oculus Storeで販売される「DiRT Rally 2.0」には、限定コミュニティーチャレンジやOculusカラーのマシン5台など、複数の独占要素が導入されます。2019年8月現在、Oculus Storeの「DiRT Rally 2.0」は、一部の追加コンテンツが実装されていない状態です。Codemastersは「追加要素のOculus版への実装は、後日行われる」と説明しています。
関係者のコメント
今回のPC版「DiRT Rally 2.0」のVR対応について、Codemasters「DiRT Rally 2.0」ゲームディレクターのRoss Gowing氏は以下のようにコメントしています。
ローンチ以降、(「DiRT Rally 2.0」)コミュニティーは、VR対応を非常に望んでいました。我々はPC版に(VRを)お届けできることを喜ばしく思っております。
(VR対応の要望から)多くのプレイヤーの皆さまにとって、VRを併用して遊ぶことが、皆様が望まれる唯一のプレイ方法であり、また非常に楽しんでいただけることが判明しました。
(参考)Road to VR
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