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【PSVR】淡い夢とその外側に隠された悲劇。フロム・ソフトウェア初のVRゲーム「Déraciné」レビュー

VRのゲームを遊ぶことは、夢の中へ入ることに似ているのではないでしょうか?Déraciné(デラシネ)は、淡い夢に入り込む体験に似ています。 フロム・ソフトウェアの宮崎英高氏がディレクターを務めており、これまでに制作した「DARK SOULS(ダークソウル)」や「Bloodborne」とうって変わって、VRのアドベンチャーゲームにチャレンジしているのです。

それだけでなく、「DARK SOULS」シリーズの過酷な世界観からうって変わって、「Déraciné」では少年少女の物語を描いています。さてそんな夢のなかで、プレイヤーは何に変わっているかというと、なんと妖精でした。

知らないうちに物を取ってしまう“妖精さん”

ある寄宿舎学校で、教室の物がなくなるたびに「妖精さんが取っていってしまったんだ」と、生徒たちのあいだで噂されていました。白い髪の少女・ユーリヤは、ひときわ妖精の存在を信じている女の子でした。「妖精さん、聞こえますか?」彼女はいつも、見えない存在に語りかけます。彼女を中心に、生徒たちは妖精の存在を探していました。

わたしたちが子供だったころを思い出してみても、気が付かないうちに鉛筆がなくなっていたりする経験がありますよね。プレイヤーはそんな“妖精さん”となって、どこか世間から遠ざかったような寄宿舎学校の生徒たちと関わることが「Déraciné」の主なゲームプレイです。

「Déraciné」では妖精の両手を操作するのに、2本のPlayStation Moveを使います。気になるものを手に取って調べたり、生徒たちに渡したりすることでストーリーを進めていきます。Move2本を導入するのはハードルが高いですが、「Déraciné」ではその価値はあるでしょう。両手を使ったゲームプレイが、ストーリーの体験に大きく関わるからです。

技術力の困難な部分を、演出によって淡い世界へ変える

妖精は止まった時の中を自由に動き、学校のいろんな場所に残された、生徒たちの残像に触れていきます。小さな光を手で握りしめると、生徒たちがそのとき何を考えていたかの声が流れたり、生徒たちに対して特定の行動を取ると、止まった時が動き始めたりもするのです。

今回フロム・ソフトウェアによる初のVR作品制作というのもあったのでしょうが、本作は決して高い技術によって構成されているわけではありません。それは基本的に時が止まった世界であったり、リアルタイムでキャラクターが動くシーンが「一時的に時が動くこと」に限定されていたりする点に現れています。

ですが、その限定された操作は欠点ではありません。これまでのタイトルで培われたゲームデザインによって、むしろ淡い世界観を演出することに成功しています。「DARK SOULS」シリーズにおける、ゲームプレイを中心とした物語と世界観の演出もあるのでしょうが、既存のジャンルが生み出す物語のデザインを踏襲していることも大きいでしょう。

公式に「古典的アドベンチャー」と銘打っているように、学校を探索し、集めたアイテムを組み合わせて、パズルを解くようにゲームを進めるスタイルはポイント&クリックアドベンチャーを踏襲していますし、さまざまな場所に残された生徒たちのお話をつなぎ合わせて、全体のストーリーを想像するゲームプレイはウォーキングシミュレーターの「Everybody’s gone to rapture」に近い印象を残しています。

命と時間を操作する

妖精としての生徒たちとの関わりは、最初はささいなことでした。料理にこっそりとハーブを入れるいたずらを仕掛けたり、妖精さんを捕まえる罠にわざとかかってあげたりしながら、生徒たちはゆっくりと妖精の存在を信じるようになっていきます。

そんなふうに学校をまわるなかで、妖精が物を隠したりするだけの存在ではないことが、だんだんとわかっていきます。綺麗に咲いた花を持ちあげると……なんということでしょうか。妖精は花から命を吸い出し、右手に嵌めた指輪に吸収されてしまいます。

命の力を持った指輪は、枯れた草、死んだ生き物に再び生命を与えることができるようになります。パズルを解くギミックになるだけではなく、物語を不気味な展開へと引きずり込みます。この指輪の力は一体なんなのでしょうか?

命の指輪だけではありません。探索が進むと左手にも特別な能力を持つ指輪と、懐中時計が与えられます。こちらの能力は過去へと戻ることでした。妖精がいまいる時間軸で、ひと通りの行動を済ませると、時計が動く音が聞こえ、左手の指輪が輝きます。懐中時計を両手で包みこむことで、時間を遡ることができるのです。

夢の外側

それにしても、なんのために命と時間を操る能力を使うことができるのでしょうか? 徐々に不気味な能力へ目覚めていくのと同時に、学校の外側が安全な場所ではないこともわかっていきます。淡い寄宿舎学校の物語かと思われた「Déraciné」も、佳境にさしかかれば宮崎英高作品だけが持つ、退廃的な手触りを見せ始めます。


(画像:「Bloodborne」より引用)

VRのビデオゲームは夢に似ています。ですが「Déraciné」のもたらす夢は、「Bloodborne」の見せる、ヤーナムと“狩人の夢”の関係を拡大させたもののようにも思えます。同じくソニー・インタラクティブエンタテインメントと共同制作された「Bloodborne」では、“獣の病”と呼ばれる伝染病が流行る都市、ヤーナムの過酷な風景と対照的に、“狩人の夢”は淡い場所として描かれています。

「Déraciné」では、寄宿舎学校の世界が“狩人の夢”と破綻したヤーナムとの関係に似通ったものだと、ゆっくりとわかっていくことでしょう。寄宿舎学校という夢のような場所、その外の世界で何があったか、そして寄宿舎学校では裏でなにが起きていたのか。そして、プレイヤー自身が演じる妖精とは何者だったのか。やがて生徒たちに、救いようのない悲劇が襲い掛かります。

“悲劇からの回避”を祈るように

「先に行ってはいけない」と閉ざされていた、寄宿舎学校の外へと妖精と生徒たちが向かってしまったあと、もはやいたずらをしていた頃のような穏やかな時間にはなりません。妖精と人間との関係は、淡いものはなかったこともわかっていきます。

ですが妖精には、命を操る力と、時を戻す力があるのです。「Déraciné」では後半に生徒たちに襲い掛かる悲劇を避けるために、何度も何度も時間を戻る展開があります。悲劇を回避するために、左手に握りしめられた懐中時計を両手で覆う動きは、やがてユーリアたちを救いたい、願いを祈る行為のように変化してゆくのを感じました。

「DARK SOULS」シリーズ、「Bloodborne」では何度も死に、失敗を繰り返しながらプレイヤーは戦い方を覚え、前に進もうとします。しかし、「Déraciné」では、失敗とはそのまま悲劇として描かれています。祈りに似た動きを続け、最後に回避することができたとき、淡い夢から覚めるときが来るでしょう。

ソフトウェア詳細

タイトル

Déraciné(デラシネ)

価格

パッケージ版:3,000円(税別)
DL版:3,240円(税込)

対応プラットフォーム

PlayStation 4(PSVR専用、PS Moveが2本必須)

開発

フロム・ソフトウェア

プレイ時間

約8時間ほど

公式サイト

Déraciné(デラシネ) | プレイステーション

Déraciné(デラシネ) | プレイステーション

www.jp.playstation.com


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