スペイン・マドリードの独立系ゲームスタジオ「White Door Games」は、新作VRゲーム「Cosmophobia」を発表しました。Steamストアページによると配信は近日中で、Oculus Rift、HTC Vive、Windows Mixed Realityへの対応が発表されています。
「Cosmophobia」は恐怖に満ちあふれた宇宙船内を探索し、地球への帰還を目指すサバイバルホラー・ローグライクゲーム。プレイヤーは宇宙船内に閉じ込められた主人公として内部を散策することに。ロッカーや引き出しなどを調べ、資源アイテムを回収し、クロスボウなどの武器を作成しながら、脱出の手がかりを探っていきます。
船内の構造は自動生成される仕組みになっており、プレイする度に違った展開が楽しめるとのこと。また、船内には”なにか”が徘徊しており、遭遇すると戦闘が発生。所持している武器を用いて脅威の排除に挑みます。
しかしサバイバルホラーらしく弾薬には限りがあるため、極力、無駄撃ちをしないよう慎重に立ち回る必要があります。武器とは別にトラップを仕掛けて先手を打ったリ、注意をそらしたりといった方法も取れるようになっているようで、プレイヤーの危機的状況への対応力が問われます。
開発の「White Door Games」は、2017年に発売された遺跡探索を題材にしたVRホラーゲーム「Dreadhalls」で知られるスタジオ。今回の「Cosmophobia」は宇宙船を舞台にしたホラーで、映画「エイリアン」シリーズ（特に初代「エイリアン」）へのオマージュが見て取れる内容になっています。
現在開発中のため、内容には変更が加えられる可能性があるとSteamストアページに記載されていますが、本作も「Dreadhalls」に負けず劣らぬ恐怖をプレイヤーに体験させる作品になる可能性は高そうです。
なお対応ヘッドセットは現時点で発表されている機種のみに注力しており、他のOculus QuestとPlayStation VRへの対応は未発表。しかし移植は不可能ではないとのことで、リリース後に展開があるかもしれません。
（参考）UploadVR
