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ゲーム・アプリ 2020.03.11

バーチャルSNS「cluster」スマホ版の実力は? 操作紹介&レビュー

3月5日(木)、バーチャルイベントプラットフォームclusterが大規模アップデートにより、スマートフォンアプリでの利用が可能となりました。これまでスマホではブラウザでのみ利用可能でしたが、より手軽に扱えるようになります。

今回スマホ版を実際に起動し、どのようなことができるか紹介します。

アカウントを制作してログイン

アプリを起動させ、アカウントを制作します。iOSはAppleの、AndroidはGoogleのアカウントを選択し、ユーザーIDと表示名を入力すれば設定完了です。表示名とアイコンは、後から変更もできます。

登録まで手間がほとんどかからず、ダウンロードしてすぐに使えます。ただし3月11日現在、アカウントの削除はできないようなのでご注意を。なおWEBサイトからは「Twitter」「Facebook」でも登録が可能です。

対応OSはこちら。
・iOS 13 以降
・Andrdoid 9 以降

まずはチュートリアルワールドをプレイ

clusterではスマホ版アプリがリリースされたと同時に、常設ワールドに対応。ホーム画面には「開催されるイベント」や「注目のワールド」が表示されます。まずは操作に慣れるために、公式ワールドの「チュートリアルワールド」に遊びに行くのがおすすめです。

「チュートリアルワールド」では、アプリ版の操作方法が一通り書いてあります。左側のパッドで移動、右側の上矢印でジャンプ、中央からはコメントの入力が可能です。

また、マイクをオンにするとワールド内でのコミュニケ―ションもでき、サムズアップ(いいね)からは拍手などのエモートを使えます。カメラ機能では自撮りもできますが、タイマーやズームなどの機能はスマホでは利用できません。

また右上からはワールドのURLの共有や設定、ワールドからの退出可能です。設定では一人称/三人称視点を切り替えたり、他の参加者を表示させなかったりといった調整ができます。決して難しい操作はないので、他のワールドに行く前に触ってみましょう。

ワールドでは12人まで同時接続が可能で、マイクやカスタムアバター(VRM)が使用できます。一方イベントではマイクとVRMは使用不可ですが、今後友人とイベントを楽しめる「グループビューイング」で使える予定とのこと。

今回、実際にアプリ版で遊んでみたところ、当初想像したよりも操作感が分かりやすく、直感的に利用できるものになっていました。全体的にデザインがカジュアルで、各ワールドも入場しやすい雰囲気です。

また常設ワールドがあることで、参加する敷居がぐっと下がったように思います。これまでの「cluster」は、特定のイベントがあるときに利用するものというイメージが強かったのですが、今後はより気軽に友人同士で集まったり、イベントを開いたりできる場所になるように感じられました。

ソーシャル機能・ゲーム作成など今後も拡張予定!

clusterでは常設ワールドに対応しただけでなく、バーチャルSNSとして楽しめるソーシャル機能のアップデートが予定されています。フレンド機能は4月上旬予定です。

さらに「Cluster Creator Kit」がリリースされ「ゲーム作成機能」としてアップデート。今後はアイテムが持てたり、アイテムを使えたりと、多彩なバーチャル空間を開発できるようになる予定です。

新たな時代のSNSとして、スマホで手軽に始められるようになったcluster。アップデートでさまざまな機能の追加も予定されており、今後の動向にも注目です。

スマホアプリの配信先はこちら。
iOS
Android

(参考)cluster ブログ
執筆:ノンジャンル人生


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