今回紹介するのはバスケットボールをVRで体験できる『BASKHEAD』です。バスケをVRでどう体験できるのか、期待してしまいそうですが、このゲームは斜め上を行きます。プレイヤーはボールを投げるわけではなくゴールになります。必死に頭を動かしてゴールを動かし。ボールを受け止めるという内容です。
基本的には飛んでくるボールをゴールに入れることで得点が入り、その合計点のハイスコアを狙います。複数のモードが搭載されており、マルチプレイモードもあるため、順番にGear VRを被っていき点数を競います。一人だけでなくみんなで楽しめるゲームになっています。
開始するとモード選択画面が開きます。マルチプレイ、アーケード、アルティメイト、サバイバルの4つのモードから選択できます。マルチプレイは最大9人まで参加可能で、それぞれの得点を競うモードです。アーケードは45秒以内でどれだけ得点を稼げるかのハイスコアを狙います。アルティメイトは一度シュートを外したらゲームオーバーになるモードで、連続で何回シュートを入れられるかに挑みます。サバイバルはシュートを入れるたびに制限時間が増えていくので、時間を増やしながらハイスコアを狙うモードです。
操作は視点操作しか使わず、メニューなどを選択する際もタップなどは必要ありません。ゲームが始まると目の前にゴールが出現します。ゴールは自分の頭の動きに追従します。位置だけでなく角度も反映されるため、中々入らない場合は傾いてみるとうまくいきます。また、金のボールやキラキラが付いたボールを入れるとボーナスで高得点。サバイバルモードにのみ黒い球が出現しますが、画面にぶつかると液晶が割れて見にくくなります。
可愛い?チアガールも応援してくれるのでやる気が上がる事間違いなしです。とはいえプレイ中は見ている余裕はありませんが…
始めた途端にゴールかよ!と思わず突っ込みたくなりますが、ボールが目の前に飛んでくる迫力が楽しめるゲームでした。1つのGearVRで複数人プレイが可能なのは非常に斬新で、一人でプレイするよりも複数人でプレイするとより楽しめると感じました。しかし内容が単調であるため飽きるのも早いです。操作も少し難しく、位置だけでなく角度もつけなければいけないため慣れるまでに時間がかかります。個人的にはこのゲーム1番の欠点と思いますが、チアガールがもう少し可愛くならなかったものかと文句を付けたいところ…
<ソフトウェア情報>
「BASKHEAD」
【メーカー】VRLINES
【開発者】VRLINES
【対応ハードウェア】Gear VR
【価格】 3.99ドル
【操作】タッチパッド
【リリース日】2016年1月21日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
【言語】英語(ゲームプレイには問題ない)
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★☆(内容が単調なため飽きやすい)
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★★