1984年4月21日、ファミリーコンピュータ(ファミコン)の「光線銃シリーズ」第2弾として発売された「ダックハント」。光線銃型コントローラ「ガン」を手に持ち、茂みから出てくるカモを撃ち落としていくガンシューティングゲームです。
近年では「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U」及び「大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL」にて、カモと猟犬のタッグでファイターとして参戦したのが記憶に新しいところです。
そんな「ダックハント」と「Harmonix Music Systems」制作のVRリズムシューター「AUDICA」を非公式にコラボレーションさせた作品、その名も「AUDUCKA」がOculus Questのサイドローディングアプリ(※公式ストアではない方法で配布する方法)として無料公開。注目を集めています。
個人開発者のSkid Vis氏が制作した本作は、「AUDICA」内に「ダックハント」のステージを設けたとも言える内容となっています。プレイヤーがやることも「AUDICA」と一緒。1対の「N-ZAP89」……もとい、オレンジカラーの「NESZapper」を用い、サウンドトラックのビートに合わせ、ターゲットのカモを撃ち落としていきます。
カモを撃ち落とした時の効果音、本番開始前に草むら近くをうろつく猟犬など、原作「ダックハント」由来のネタも押さえられています。しかし、カモを1匹も撃ち落とせなかった時に現れる笑う猟犬、弾数制限などはシステム上の都合か、外されている模様。また、元が「AUDICA」であることから音楽も流れます。楽曲は「Flawed Human Being」と呼ばれるアーティストによるものを採用していて、ゆったりとした雰囲気を構築しています。
UploadVRでは、実際にプレイした動画も公開されています。ただ、難易度はかなり高めとか。また、VRでダックハントのようなものをお探しなら、「Duck Season」がおすすめであるとも綴られています。
ちなみに「Duck Season」はSteam、Oculus Storeで配信中。価格はSteamが税込1,980円、Oculus Storeが1,990円。Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Realityのヘッドセットをサポートしています。ホラーゲームですので、13日の金曜日である本日に遊ぶのは打ってつけと言えるでしょう。
(参考)UploadVR