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VRでも人狼ゲームは楽しめる?「ANSUZ -アンスズ-」で遊んでみた

「人狼(じんろう)」。参加プレイヤー各々が村人や村人に化けた狼(人狼)に扮し、他のプレイヤーと議論・交渉を重ね、相手の正体を探っていくゲームです。日本国内では2010年前半から人気に火が付き始め、2018年頃からはVTuber同士によるライブイベントも活発に行われるようになりました。直近ではデジタルゲーム「Among Us」のヒットも記憶に新しいところです。

https://www.youtube.com/watch?v=6AXUpzWFp1E

そして、人狼はVRゲームにも進出。2021年2月5日ANSUZ -アンスズ-がOculus Quest/Quest2向けに配信されました。

”ワンナイト”ベースのカジュアルVR人狼ゲーム

「ANSUZ -アンスズ-」は、京都の株式会社CharacterBankによるVR人狼ゲームです。無料ゲームアプリ(※ゲーム内課金あり)として、Oculus Storeにて配信されています。

舞台となるのは「アニマ(=村人)」、「ビースター(=人狼)」と呼ばれる2つの勢力が争う世界。「アニマ(村人)」は世界の秩序を守るため、「ビースター(人狼)」は世界を手中に収めるのを目的に活動しており、今、双方の雌雄を決する儀式(会合)が行われようとしています。

プレイヤーはこの2つの勢力いずれかに属し、会合へと参加。「アニマ(村人)」であれば敵の「ビースター(人狼)」を見つけ出し、「ビースター(人狼)」であれば「アニマ(村人)」にバレず生き残るのが目的です。プレイ中は、ジェスチャーやボイスチャットを駆使して議論を展開していきます。

参加人数は4人で、制限時間は5分。時間が経過すると投票フェーズ「審判ノ時」に移行し、誰が「ビースター(人狼)」であるかを選択します。

最終的に最も多く投票されてしまったプレイヤーに”裁き”が執行。見事「ビースター」を裁けた場合は「アニマ」側の勝利、逆に「アニマ」が裁かれてしまった場合は「ビースター」の勝利となり、1ゲーム終了となります。

以上がゲーム本編の基本的な流れ。枠組みとしては「ワンナイト人狼」を基にした作りです。

本来の「人狼」は(ゲーム内の)昼夜が数日に渡り、勝敗が付くまで実施されます。対し「ワンナイト人狼」は昼に議論し、夜に勝敗を決する投票を実施する短期決着型。ルール周りも本来の「人狼」にある幾つかの要素が省かれている関係で、初心者向けの入門編「人狼」とも言われます。

本作はその「ワンナイト人狼」をさらに圧縮した設計です。制限時間がたった5分しかないので、迅速な議論とそれを念頭に置いた戦術、推理が求められる人狼ゲームになっています。

また「人狼」と言えば、プレイヤーそれぞれに与えられる職業がありますが、これも「ワンナイト人狼」に準拠しています。「アニマ」、「ビースター」のほか、自分と誰かの職を入れ替える「ロキ(=怪盗)」、相手の情報を1回だけ調べられる「ムーン(=占い師)」の4つが用意されています。

これらの職業はゲーム開始時、ランダムで決定される仕組み。続けて2ゲーム目をプレイした際にも前回の職業は引き継がれず、再びランダムで選ばれ、与えられた職業に徹する形になります。そのため、毎回違った展開を楽しめます。

さらに「アニマ」に限り、「色」が指定されるようになっています。「色」は基本、「アニマ」1人につき1色で、同じ色が指定されることはありません。この情報を相手にどう伝えるかで、議論をかき乱す戦術が取れます。職業の少なさをカバーする要素で、手軽に遊べる作りとは裏腹に、複雑な駆け引きも楽しめるようになっています。

本作の公式のフレーズは「カジュアル人狼ゲーム」。それに偽りはなく、手軽に始められ、「人狼」特有の戦術と推理を楽しめる内容に仕上げられています。要素の少なさとは裏腹に、複雑な展開を演出する要素も備わっているので、「人狼」経験者も油断すればしっぺ返しを喰らうことも。そんな侮りがたい手ごわさを持つのも見所です。

短期決戦ならではの面白さ

筆者は「人狼」に関しては初心者です。そのため「人狼」のプレイ経験が深い2名と、私を含む初心者の2名、計4人でプレイする形となりました。

そんな視点から見た本作で、最も秀逸に感じたのはテンポの良さです。

前述の通りたった5分間なので、議論はスピーディに展開します(しかも、誰がビースターか分かってしまえば、そこで中断して投票へ進む選択肢も用意)。

それでいて、1ゲームごとの密度も濃い。「アニマ」特有の「色」、ジェスチャーと言った議論の行方を左右する要素が豊富にあり、5分間の限られた時間内で効果的に活用するのが試されるので、終始、相手の出方と主張に神経を尖らせ続けなければなりません。それゆえに緊張感も持続します。

そして、5分間であるからこそ、全力を尽くしきれない限界があります。「こういう流れを作れれば!」と、悔いが残るのです。

そのまま「次こそ!」と、2戦目を始めたくなってしまう衝動に駆り立てられます。しかし、次の回で以前できなかった戦術ができるとは限らず。

職業は毎回、ランダムで決まる仕組みです。今度は「ビースター」や「ムーン」、「ロキ」のどれかで戦うことにもなるのです。そんな新たな職業で挑んで、また全力を出し切れない悔いが残ってしまい、また次の対戦を始めてしまう。

このように短い時間特有の制約と各種独自システムが絶妙に融合していて、高いリプレイ性と中毒性を実現。下手すれば2~3時間延々と続けてしまうのもあり得るほど、熱中してしまう作りになっています。

「人狼」は1ゲームに要する時間が長め。「ワンナイト人狼」でも、実際にやるとなると長くなる場合があるので、スケジュール的な余裕はどうしても必要になります。

しかし、本作は短時間なので、気軽に始められます。結局、延々遊んでしまったりする点は「人狼」と近いですが、短く何度でも楽しめるという点は本作独自の強みと言えるでしょう。さながら「人狼」の最も美味しい所を抽出して一点に絞り込んだような設計。なるほど、確かにカジュアル人狼ゲームだと言える納得感があります。

対戦部屋作成の気の利いた設計も素敵です。パスワードはもちろん、言語も設定できますので、あらかじめ「日本語」にしておけば、ほぼ確実に日本語を話すプレイヤーが集まります。部屋一覧にもその情報がしっかり表示されますので、いざ入ってみたら英語を話すプレイヤーしかいなくて逃げ出してしまった、みたいなことにもなりにくい。

それほど特筆すべき機能でもなければ、地味なものではありますが、あらかじめこれが標準で備わっているのは評価できる部分です。

また「人狼」はどこか殺伐としたイメージがあります。ここ数年の間、「人狼」は漫画、小説などの題材になることも増えましたが、元が元だけに猟奇的な表現があったり、薄暗い雰囲気に満ちたものがほとんどです。

それに対し本作は、キャラクター(アバター)のデザイン、背景美術共に明るく可愛らしいタッチ。取っ付きやすく、親しみやすい雰囲気を醸し出していて、本来のイメージに沿っていないのも大きな見所です。血の気、シリアスな空気がない中で人狼を楽しんでみたい、と求める人には最適と言えるでしょう。

しかし、Oculus Storeのページに記載されている通り、対象年齢は16歳以上対象。一部、ショッキングな演出があります。

具体的には裁きが下された時なのですが、ひとまず”貫通”というキーワードに不穏なものを抱いたのであれば、プレイする際には気を付けて欲しいと綴っておきたく思います。一応、”赤い何か”が飛び散ることはありませんので、そこはご安心ください。

ザックリすぎるチュートリアルに異議あり

一方で、本作の「チュートリアル」には問題を感じました。あくまでも基本的なゲームの流れを解説するだけに留まった内容で、他の「人狼」ゲーム同様、基本戦術は実戦を通して習得しなくてはなりません。

もちろん、もともと「人狼」というゲーム自体が複雑気味のため、しかたない部分と言えます。ただ、それを抜きにしてもチュートリアルには問題があると感じました。一言で言うと、ザックリしすぎです。

特に職業の説明がほとんど無いのには、思わず目を疑ってしまいました。「アニマ」に特化していて、「ビースター」、「ルーン」、「ロキ」が省かれているのです。また、「アニマ」特有の「色」の活用法に関しても全く教えてくれません。それらの情報はポーズメニューにある解説を通し、各々把握する形になっています。悪く言えば、投げっぱなしなのです。

そのため、各役割がどんな特徴を持っているのかが全然掴めず、初回と次の2戦目は手探り進行になりました。しかも同席した「人狼」経験者ですら困惑していたほどです。いかにザックリしすぎているのかが察せるかと思われます。

一応、3月20日に実施されたアップデートで、職業別のチュートリアルは追加されたのですが、ザックリ気味なところは変わらず。しかも「ロキ」だけ説明がありません。選べるのは他の3つだけ。なぜ、ひとつだけ除外されているのでしょうか。

アップデートで補強されたとは言え、まだ不十分です。もう少し、要素を細かく説明する作りにできないものなのかと思うばかりです。

また、ゲームプレイ時にはホストとなるプレイヤーが部屋を立て、人を集めることになるのですが、4人必ず揃わなければゲームを遊べないのは少しハードルが高いように感じました。3人以下では遊べないのです。

このため、色んなプレイヤーと対戦したい思いで部屋を建てたとしても、人数が達しない限りは延々と待たされることになります。

2人は難しくも、3人はできなくもないので遊べるようにした方がより一層、カジュアルな魅力も際立つと思うのですが……。少し残念です。

他に特定の部屋の様子を眺めて、戦術の参考にしたりする「観戦」が用意されていないのも不親切です。そのような形で「人狼」を楽しむプレイヤーがいるのも考慮すると、あった方がいいのではと思えるものがあります。

3人でプレイできないのもボディーブローのように地味に痛い問題と感じてくるので、これらが改善すれば、もう少し間口が広がってプレイしやすくなるのでは、と筆者は感じました。

アプデによる機能拡張が予定されているので、今後の発展と進化に期待

全体を通して、”カジュアル人狼ゲーム”とのフレーズに異論はない作りです。5分の短時間で決着するテンポの良さ、その時間に物足りなさを感じてしまうほど濃密な議論など、「人狼」の醍醐味がコンパクトに凝縮されています。

しかし、ザックリしすぎのチュートリアル、一部機能の不備もあって、完全にカジュアルと言い切れない出来に収まっています。

幸い今後も本作はアップデートによる機能拡張が予定されており、実際にチュートリアルはプレイした時よりも僅かに拡充されました。そのため、さらなる補強は大いに期待できそうです。

また「観戦」の追加も前向きに検討されているようです。これからの推移によっては、筆者がプレイした当時に抱いた違和感は払拭されるのかもしれません。

今のところ、遊びやすさはまさしくカジュアルだけど、細かい部分でハードなところがにじみ出てしまっている発展途上な人狼ゲーム。これからの展開に期待したいところ。ゆくゆくはプレイ人口も増え、トーナメント式の対戦イベントが開かれたりすると、面白いかもしれません。

ソフトウェア概要

タイトル

ANSUZ -アンスズ-

発売・開発元

CharacterBank

対応ヘッドセット

Oculus Quest、Oculus Quest 2

プレイ人数

1~4人(※オンライン専用)

価格(税込)

無料(Oculus Store) ※一部、アイテム課金あり

IARCレーティング

16歳以上対象

執筆:シェループ


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