マイクロソフト社は、MR(Mixed Reality:複合現実)技術を2分間で解説したアニメーションを動画共有サービスYouTubeにて投稿を行いました。現実とデジタルの世界が融合すると、今までできなかったどのようなことができるのかを分かりやすく紹介されています。
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本動画では、コンピュータの進化とファッションの変遷を紹介するアニメーションで、
MR技術の概念を説明しています。
1967年は、カードの穴でコンピュータに命令をしていました。
1977年、コマンドによるコンピュータの操作が行われはじめます。
1987年、Windows 2.0が登場。クリックとドラックだけで操作が可能に。
1997年、コンピュータは持ち運べるサイズまで小さくなり、モバイルデバイスへと姿を変えました。服装もタイトなものからポケットの多いズボンへと変化しています。
2007年、タッチ操作が可能なモバイルデバイスが登場。必要な情報はすべてあるが、本格的な仕事はできないだろうな、とキャラクターがつぶやきます。
2017年、一見10年前とさほど変わっていないように思えますが……
女性の手が現れて眼鏡をかけ直します。今まで見ていたのは、現実の世界に映像を重ねて表示した仮想の世界でした。
目の前にいた犬と男性をタップで消すと
空中でスライド操作をしてメニュー画面のようなものを出します。
通話ボタンを押すと先ほどまで出ていた男性キャラクターの現代の姿が登場。本動画内で操作をしている人は彼の奥さんであり、彼は北京にいるようです。
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1960年代の旦那さんに90年代のズボンを履かせる
現実と仮想が融合した世界のMR技術の体験でした。男性キャラクターは最後に「人間とコンピューターの関係の次のステップだ」と言葉を残し動画は終わります。
なおマイクロソフトは、5月2日に教育向けのプロダクトのプレス向け発表会「Windows EDU」にてMRの活用をさまざまな側面からサポートしていくことを発表しています。