©T-ARTS / syn Sophia / キングオブプリズム製作委員会 © Gugenka from CS-REPORTERS.INC
女児向けアーケードゲーム原作のテレビアニメ『プリティーリズム』のシリーズから派生した、ボーイズユニットが活躍するアニメ『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。通称キンプリと呼ばれ2016年には劇場版前作が公開されました。今年6月10日には劇場版新作が公開する、女性を中心に人気の高い作品です。
2017年春に発売予定のスマホ用アプリ「キンプリVR おひるね撮影会」は、キンプリのメインキャラクターであるプリズムスタァ達と2人きりで撮影会ができるスマホVR向けアプリです。デモ版が東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2017」(メインエリア会期2017年3月25日~26日)の株式会社タツノコプロのブースで先行体験ができました。
タツノコプロブースでの一角には、レースのついた白い枕がまるで祭壇のように置かれ「おひるね撮影会」のイメージを膨らませるような飾りつけになっています。
見下ろし、見下ろされ。2人きりの撮影会
VRゴーグルを覗くと、場面はライブ会場です。ステージ上のヒロ様こと速水ヒロが近づいてくると場面が変わって、お花畑の真ん中に置かれた天蓋付きベッドに横たわったヒロ様の撮影会が始まります。撮影ポイントが3回変わり、シャッターチャンスは5回用意されています。
※写真撮影はは画面をタッチして行うため、発売後、家で使用する場合は、画面をタップするボタンがついたVRゴーグルか、画面をタップできるよう指が入る穴が空いている紙製VRゴーグルが必要となります。推奨VRゴーグルとして公式よりプリズムスタァたちの顔をデザインしたキンプリVRゴーグルが同時発売予定です。
撮影会は最初は正面、次は上から、上目遣いのヒロ様を撮影、最後は足元からヒロ様から見下ろされながらの撮影です。
さらに2人きりの鑑賞会
5枚撮り終わると、ヒロ様の合図でベッドが上空へ飛び上がります。着いた場所では、夜空の下で隣にいるヒロ様と撮影した写真の「おやすみ鑑賞会」が始まります。
鑑賞会では途中でマークが出現したら、隣にいるヒロ様を見つめます。ヒロ様が「熱いまなざし」に気づくと特別なセリフと共に頭を撫でられキスをしてもらえました。グラフィックもきれいで、まるで目の前に迫ってきているかのよう……。キスされるくらいに近づいてくると思わず後ろにのけぞりました。
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製品版が楽しみになる「そこにいる感じ」
ヒロのセリフはアニメでもヒロの声優を担当している前野智昭さんの録り下ろしです。撮影中も鑑賞中も表情豊かに話しかけてくれます。今回体験したのはデモ版のため、製品版よりキャラクターのモーションや機能を少なくしてるとのこと。動きが増えている製品版が楽しみです。
今回は速水ヒロだけでしたが、アプリでは他のキャラクターの撮影も可能とのこと。神浜コウジ(CV.柿原徹也)、仁科カヅキ(CV.増田俊樹)、一条シン(CV.寺島惇太)の撮影ができます。
体験で気になったのは速く首を振ると映像がカクついたことですが、製品版では改善予定とのこと。スマートフォンのスペックの違いでも映像にカクつきが起きやすくなるので事前に公式サイトで機種の確認することをお勧めします。
『キンプリVRおひるね撮影会』は、ライブ中に花畑に囲まれたベッドが出現し、更に突然ベッドが飛び上がる流れに、キンプリを知らない人からみれば唐突な展開に感じます。しかし本編アニメのライブ演出のようで、キンプリの世界のファン向けに本VRアプリが存在してても不思議ではないような印象を与えます。アプリを体験しながら自分自身もキンプリ世界に足を踏み入れているようです。
セリフの新録や、大人気スタァでありながら、2人きりの特別な体験ができるなどファンの心に刺さるポイントを押さえています。モーションも自然で、常にキャラクターが目を合わせてくるところや、距離が近いところなどVRにおける実在感を気をつけています。スマートフォン用アプリであることもファンにとっては体験しやすいですね。
撮影した写真はスマートフォンの写真フォルダに保存されます。思い出のようにいつでもどこでも見られ、SNSで共有できるところもファンにとってはうれしいところ。
本アプリは、2017年春にiOS、Android向けに配信予定です。
製品概要
タイトル | キンプリVRおひるね撮影会 |
ジャンル | VRデジタルグッズ |
プレイヤー | 1人 |
リリース日 | 2017年春 |
操作方法 | VRゴーグルなし / VRゴーグルあり / さむコン |
価格 | iOS / Andoroid版 960円(税込) |
追加コンテンツ | なし |
販売形態 | iTunes Store / Google Play |
配信エリア | 日本 |
開発 | 株式会社タツノコプロ、GugenkafromCS-REPORTERS.INC |
※画面は開発中のものです。