Googleが開発を進めているハイエンドなスマホVRプラットフォームDaydream。その開発チームGoogle VRにサムスンでVR向けの動画配信プラットフォームを担当していた元副社長Matt Apfel氏が加わりました。
同氏は2016年3月までサムスンにてVRコンテンツ担当の副社長を務めていました。サムスンでは360度動画配信プラットフォームである『Milk VR』(日本では未配信)に携わりました。
Googleが推し進めるDaydreamは、2016年秋のローンチを目指しているスマホ向けVRのプラットフォーム。対応スマートフォンとヘッドマウントディスプレイにより、高品質なVR体験が可能になるとしています。
2016年5月の発表では、YouTubeを始め様々なコンテンツがGoogle Play Storeより配信されるとの情報がありました。
なお、Googleは、自身でも試験的にスタジオを立ち上げVR向けの360度動画『Special Delivery』や『Pearl』、『Help』などを制作しています。また、実写の360度動画撮影を推進するための『Jump』と呼ばれるプロジェクトも立ち上げています。
Apfel氏の参画により、Daydream向けに主に没入感の高い360度動画配信のプラットフォーム整備がさらに進むと考えられます。
(関連記事)
GoogleのスマホVRプラットフォーム『Daydream』とは
Googleの新プラットフォームDaydreamが加速するVR普及 ― すんくぼのWeekly VR第3回
(参考)
Former Samsung Vice President Joins Google Daydream Team
http://uploadvr.com/samsung-apfel-google-daydream/
※米UploadVRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。