VRヘッドセットを装着したままPCを操作できるアプリ「Virtual Desktop」が、2020年秋からmacOSに対応します。
「Virtual Desktop」は、いわゆる「リモートデスクトップ」のような形で、VRヘッドセットからPCを操作することができるアプリ。2016年にSteam版が配信開始、その後Oculus Go版やOculus Quest(オキュラス クエスト)版なども配信されています。
今回発表されたアップデートによって、MacOSで動作するPCを、VRヘッドセットから操作できるようになります。正式リリースはまだですが、ベータ版はすでに利用可能。ダウンロードは、同アプリの「Discord」サーバーから行えます。macOS対応バージョンでは、Oculus Questで「SteamVR」を使用するコンテンツをプレイすることはできません(Windows版はサイドローディングによって“後付け”可能)。
なお、「Virtual Desktop」の開発者Guy Godin氏は当初、同アプリをmacOS Mojave(10.14)以降のバージョンに対応させる予定でしたが、不具合が発生したため、現段階(ベータ版)では、macOS Catalina (10.15)以降でのみ使用可能となっています。
Virtual Desktop is coming to #macOS this fall for Oculus Quest, Oculus Go and GearVR. I’m releasing a Beta today, compatible with macOS Mojave or later. Join our Discord to give it a try and give some feedback: https://t.co/lF0zPDbv0B
— Guy Godin (@VRDesktop) September 9, 2020
(参考)UploadVR