【体験レポ】VRで自動車とバイクの楽しさが伝わる 東京モーターフェス

10月8日~10日まで東京・船の科学館前特設会場、メガウエブ会場、センタープロムナードの3ヶ所で「東京モーターフェス2016」が開催されました。
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3ヶ所のうちの船の科学館前特設会場には、360度映像を体験できるブースがあります。広い会場内でも、真っ白な半球型ドームがひときわ目立つ「360°VR DOME」です。

中ではVRデバイスを使った3つのコンテンツを体験できます。

・『バスドラ』バスの運転手のすぐそばで、運転しているところを見られる体験。
・『CIRCUIT CHARENGE』レーシングドライバー脇阪寿一氏の運転するレーシングカーに乗り富士スピードウェイの本コースを走る体験。
・『EXTREAM RIDE』本物のバイクにまたがり、ツーリング、モトクロス、レースの3種類のシーンをメーターのすぐ手前に乗って走る体験体験。

バスに乗ってドライブできる略して『バスドラ』

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『バスドラ』バスの運転手のすぐそばで、実際に運転しているところを体験できるコンテンツです。路線バスの運転席のすぐそば、ちょうどICカードをタッチする部分にちょこんと座っている気分です。現実には走行中にそんなところにいると注意されてしまいますね。後ろを向くと客席も見えます。コースは駅前からよみうりランド前を経由して吉祥寺駅を通り、車庫に戻るまでです。
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「180度ターン」(急なカーブをまがる所です)「BUSY STREET」(狭い駅前の道路を他の車の脇をぬって通り抜けます)など目の前に文字が現れて見所を表示します。
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普段、乗客として乗っていたら決して見られないシーンもあります。車庫に戻ってきてからの洗車シーンを運転席から見られる場面や、最後に駐車場で、運転手がバスを降りて外から指差し確認をして去っていく場面です。

バスは窓が広いため、乗用車の車内の360度映像に比べて窮屈な感じや、車内が狭く前を向く以外特に見るものがないということがありません。

現実でもバスの運転席の近くで運転しているところを見ることは可能ですが、真横に座り、運転手と同じ目線の高さで、じっくり見ることは難しいので貴重な体験でした。

レーサーに話しかけてもらいながらコースを1周する『CIRCUIT CHARENGE』

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レーシングカーに乗りコースを1周します。助手席に座っていると、すぐにレーシングドライバー脇阪寿一氏が声をかけながらドアを開け入ってきます。助手席の前にはCGでコースと現在地が表示されています。脇阪氏は「信号変わったらスタートするからね」「このコーナーは3速」「ここブレーキかけるよ」と運転しながら解説していきます。

コース上から見える富士山のスポットを教えてくれます。急カーブを通ったあとも、「頭ガクンてならない、大丈夫?」と体験者が一緒に乗っているつもりで、顔をこちらにむけて、脇阪氏は声をかけ続けてくれます。

実際の助手席に座った位置より前に座ったように感じられるのは、外の景色をよく見えやすくするためでしょう。脇阪氏の目線は筆者の目より若干後ろを見ているように感じられます。
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脇阪氏はずっとしゃべりながら、しばしばこちらを向いてくれます。窓の外も見たいけど、横にいる脇阪氏も気になるという、頭を動かし続けるかなり忙しい体験でした。ずっと楽しそうに運転しているのを隣で見ていたので、ゴール前のストレートで脇坂氏の「車って楽しいでしょうー!」という叫びが印象に残りました。

3種類のシーンを体験できる『EXTREAM RIDE』

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実物のバイクにまたがり、3種類のバイクを走るシーンを体験します。

時速40kmで景色のいい道路を走り抜けます。上を向くと雲の流れが非常に綺麗です。体験者はちょうどメーターの手前、ガソリンタンクの上に座っているので後ろを向くと、鼻がつきそうな近さに、バイクの運転手の顔があります。

次はモトクロス。舗装されていない土のコースに、山のような台形状のジャンプ台がいくつも作られているコースです。下を見て、自分が乗っているバイクを見ると先ほどとは違うものに変わっています。先行するバイクの後ろについて、ジャンプ台で高くジャンプや急カーブを曲がるなど猛スピードで走り抜けます。
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次はロードレース、急カーブを地面に頭がこすりつきそうなほど車体を倒してカーブするシーンを体験できます。レーサー以外、現実で体験できる人は少ないであろう体験です。
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またがっているバイクは動くことはありませんが、映像で車体が倒れるギリギリなシーンでは体を倒したくなりますし、大ジャンプをしたときは着地の衝撃こそないですが、浮遊感はあります。

ロードレースのシーンだけ映像が少しぼやけています。フロントガラスの手前にカメラを置くしかなく、フロントガラスにピントがあってしまったためとのこと。実際に撮影してみてわかることです。

前に扇風機があるので走っているときに風を感じるようになっています、ドームの中ですが、外の風を受けているようで爽快感がありました。
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ストレスが少なくなるような配慮も

以上、すべてGearVRで体験します。どのコンテンツも10人以上待っていましたが、機材も多く用意されているので1つのコンテンツごとに15分ほどで体験できました。

一度に8人以上同時にGear VRをかぶってもらうための説明の仕方も工夫されていました。

ヘッドホンを左にコードがくるように首にかけるよう指示され、衛生用のニンジャマスクをつけます。Gear VRの操作説明を聞いて、実際にかぶると目の前でカウントダウンが始まり、その間にピント調整をします。映像がスタートしたら、ヘッドホンをかぶります。どの体験者も1人でスムーズに装着できていました。待っている間に、先に体験する人たち向けの説明を、3回は聴こえてくることもスムーズにできた理由かもしてません。

VR体験は待ち時間が長くなるのが常ですが、会場は待つことを前提に作られていました。待つ順番の数字が貼られたベンチに座わり、順番に前に詰めていくようになっています。ベンチの数も十分用意されているので、立つことなく座って待つことができました。

どのコンテンツも、各社のバイクや車につながる新型の技術の説明などはありません。さまざまな状況での走りをただ体験しただけですが、バイクや車に乗るこがは楽しいと伝わってくる体験でした。

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