2018年4月3日より発売の『TOGETHER VR』は、ヒロイン「星原 芽衣」との同棲生活を体験できるVR恋愛シミュレーションゲームです。彼女とさまざまなミニゲームを通して、恋人のような時間を過ごすことができます。
本作のプロモーションビデオを見てみると、恋愛シミュレーションゲームの要素とSFチックなシューティングはゲームの要素が確認できます。一体どのような体験となるのか、さっそくプレイしてみました。本記事では、HTC Viveを使用してプレイします。
(※2018年4月現在、本作は日本語字幕に対応していますが、音声は中国語のみとなっています)
可愛い彼女との休日を体験
「TOGETHER VR」は4つのミニゲームが組み合わさった作品となっており、一定条件を満たすことで次のミニゲームが解放されます。最初に遊ぶ「ダーツ」では、5本のダーツを投げて的に刺さった合計点数で芽衣と競うことになります。
ダーツは、「トリガーを引く(ダーツを持つ)、トリガーを離す(ダーツを投げる)」操作なため実際のダーツの感覚と近いです。芽衣は刺さった点数に応じて毎回リアクションをくれるので、毎回様子をうかがうのも面白いです。
ダーツを5本投げ終わったら、次は芽衣の番です。可愛らしい投げ方ながら点数はしっかりと稼いでいきます。芽衣が投げている間は、立って待っているのも良し、座るのも良し、自由な体勢で待つことができます。
本作は「恋人との時間を過ごす」というコンセプトということもあり、この「待っている間」の過ごし方も本作の楽しみ方の1つですね。
別のミニゲームでは、少しあわただしい様子でおめかしをした芽衣が登場。これから同窓会に行くらしく、会場の住所が載った「赤い封筒」を探しているようです。時間が迫っているとのことで、プレイヤーも一緒に探してあげることになります。
今まで部屋着姿の芽衣しか見ていなかったので、思わず横目で見てしまいました。ちなみに、本をぶつけたり、真面目に探さなかったりすると怒られます。
封筒を見つけてあげると、ハグのプレゼント。
ゲームを勘違いするほどの「シューティングバトル」
芽衣は友人からおススメされたVRゲームを遊ぼうとプレイヤーに持ちかけて来ます。さっそくVRデバイスを装着してみると……。
二人の愛の巣だった部屋からVR空間へと移動します。ここでは芽衣との「シューティングバトル」を遊ぶことができ、より早く相手の体力を0にした方が勝ちとなります。弾はトリガーを引くと「通常弾」、トラックパッドを押すと「ミサイル」を撃てます。
上記の画像を見てもらえれば分かる通り、このミニゲームは「1対1」の戦いではなく、「1対多」となるので、狙いを定めて的確に処理していきます。
芽衣は戦っている途中、急に姿を消します。あたりを見回していると、レーザー光線を放つ機械がプレイヤーの頭上に! 焼き切られる前に機械のサイドにあるコアを狙って破壊しましょう。
お次は、大きな回転刃が付いた機械が横から登場。
前からの攻撃は全く効かない……。
刃に当たらないよう、しゃがんで回避。そのまま本体下に付いてるコアを狙い撃ちます。
このように恋愛シミュレーションを遊んでいるということを忘れてしまいそうなほど、迫力のあるシューティングゲームが本作には含まれています。
勝っても負けても嬉しい「じゃんけん」
4つ目に紹介するミニゲームは「じゃんけん」。夕食後、黒豆が苦手な芽衣はじゃんけんで負けた方が黒豆を食べるゲームを提案してきます。
黒豆が無くなると、芽衣はプレイヤーの隣の席へと移動してきて「次のゲームをしよう」と言います。ゲームの内容は「芽衣が勝ったらデコピン、プレイヤーが勝ったらキス」です。
はい、どっちもご褒美という状況でした。
「もしかして、本当はキスがしたくてフリとして黒豆を利用したのでは?」と筆者の頭がカップル脳になってきたところで、本作のレビューを終了したいと思います。
「TOGETHER VR」は、可愛い芽衣と自由な体勢で触れ合うことができ、やりごたえのあるシューティングも遊べる恋愛シミュレーションゲームです。ただ、別々のミニゲームが4つ繋がっている作品なのでストーリー展開は特に無く、プレイ時間も1時間ほどで遊び終えてしまいました。今後、芽衣との会話パートや雑談などの触れ合いができれば、繰り返し遊んだり長時間プレイしたりする楽しみも増えると思います。
ソフトウェアの概要
タイトル |
TOGETHER VR |
価格 |
1,320円(税込) |
対応デバイス |
HTC Vive、Oculus Rift |
プレイ人数 |
1人 |
ジャンル |
VR恋愛シミュレーションゲーム |
ダウンロード |