中国のZero Latencyとなるか?多人数対戦可能なVR体験施設「幻醒VR」

日本では、VRを手軽に体験できる施設として「VR ZONE」、「ZERO LATENCY」、「VR CENTER」などが登場していますが、中国でもこうした体験施設が数多く登場しています。

「幻醒VR」は、虚拟乐园科技有限会社が北京に設立した多人数向けVR体験施設です。総面積は約230平方メートルで、2つの空間に分かれており、同時に12人対戦することが可能です。また、広い空間、多人数対戦、多人数のトラッキングなどがこの体験施設の主な特徴です。

「幻醒VR」はGTSというトラッキングシステムを応用しており、百平方メートルの空間に12つのトラッキングサーバや、96台のSonyのモーションカメラ「PS Eye」を配置しているほか、20ms以内低遅延やミリレベルの高精度・多人数トラッキングが実現できます。センター全体の建設費用は約80万元(約1,300万円)。

PS Eye

また、VRコンテンツについては、「幻醒VR」CEO刘英群氏によると、今のところ開発チームは既に対人ゲーム『Death Fire』を公開しており、バージョンアップするために更なる改良を加えるとのことです。このほか、来月は新たに古城を舞台としたパズルゲームを公開する予定です。

『Death Fire』

世界初のVRゲームセンターとして、メルボルンにある「Zero Latency」は2015年8月にオープンしました。「幻醒VR」が応用したトラッキングシステムは「Zero Latency」に匹敵するとのことです。「VR体験施設は、中国での商業価値が非常に高いと信じています」と、刘英群氏は述べました。

「幻醒VR」は来月正式にオープンし、料金は時間制となるようです。全体で20分の体験時間となり、価格は100元(約1,600円)前後です。

「幻醒VR」は、現在は北京商務中心区と都市圏で主に拡大しています。今年末まで北京、上海、广州、深圳、成都、沈阳、武汉そして南京にて10つのVR e-スポーツ体験施設を設立し、来年は他の会社とパートナー関係を結び、共に100つほどのVR体験センターを設立する予定です。

中国で盛り上がる体験施設型(ロケーションベース)のVR。特殊な筐体を使った体験も数多く登場しています。今後もさらに多くの施設が登場することが見込まれます。

(参考)

这家位于外交部旁的VR竞技场 要打造中国的Zero Latency

http://news.87870.com/xinwennr-16796.html

※Mogura VR は、87870.comとパートナーシップを結んでいます。

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