Home » この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~10月20日)


VTuber 2023.10.22

この動画がすごい! 今週のおすすめVTuber動画(~10月20日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルアバターで活動しているタレントの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

【ドッキリ】珈琲好きだったら名前伏せててもコピルアクの味わかるでしょ【天宵家】

コーヒーをメインに扱っているVTuberのエスプレキッチン琲煎まき。今回は同じ珈琲VTuber仲間でオリジナルブレンドの販売もしている仲のいい天宵家にドッキリをしかけます。自身のブレンド「イルゲミシネ」、天宵家のブレンド「AMAYOIブレンド」、そして「コピルアク」の3つを飲み比べて当ててもらうというもの。コピルアクだけは名前を伏せています。

コピルアクはジャコウネコの糞から取れる希少コーヒー豆で、めちゃくちゃに高く、コーヒー好きなら誰しも名前は聴いたことが有るであろう逸品。と同時に希少すぎて飲む機会もあまりないものです。果たして天宵家のふたりは見破ることができるのか?
ドッキリの面白さだけでなく、専門家が集まっているので、コーヒーのテイスティングをするときの味わい方がよくわかる動画となっています。これを読むとイルゲミシネもAMAYOIブレンドも飲みたくなってしまいます。

【VRChat】宇宙博物館コスモリアが凄すぎる!【world紹介】

ハロワラボ / Vstone Hello World Lab.の井伊矢テトがアップしたのは、VRChatにあるワールド「宇宙博物館コスモリア」の紹介です。各地ですごいと噂はされているのですが、何がすごいかはやはり現地に行かないとわからない。この動画を見ればそのすごさの一部がわかります。

有名な巨大ロケットの中に入ることができる、重力の差を体感することができる、巨大サイズの宇宙船を1/1スケールで見られるなど、VRじゃないと絶対できない部分をテンション高めに解説しています。リアル博物館と異なる魅力が詰まった、VRならではの宇宙博物館の魅力をこの動画でチェックし、是非PCとVRの機器を準備して体感してください。

【Uber】韓国出身のハユンと1日食事交換してみた!【にじさんじ/雪城眞尋/ハユン】

雪城眞尋の企画は、他のライバーと一日の食事を交換して食べてもらうというもの。自分が食べたいものを選んで、三食Uber Eatsで交換して食べていきます。今回の相手は韓国から日本に引っ越してきたハ・ユンです。

肉好きで韓国人のハ・ユンと野菜好きで日本人の雪城眞尋。お互いの食べ物の好み、量、質、そしてちょっとの思いやりをもって交換することで、それぞれの生活やお国柄が見えるのが楽しい内容です。特にハ・ユンは韓国料理を多めに頼んで、雪城眞尋がそれを食べているので、文化を知る意味でも楽しい動画です。以前長尾景ともやっていましたが、優しい空気感でほっこり楽しめる内容なので、是非他のライバーともやってほしいシリーズです。

【書店員VTuber】食欲の秋!文豪が愛してやまなかったご飯を紹介するよ!【文豪飯屋】

秋といえば食欲。書店員VTuberの萬金丹チカ子が行ったのは、文豪たちの食についての解説配信です。作家のパーソナリティを知ることは、ある意味作品を読むときの解像度がぐっとあがることにつながるので、見るとお得な要素は大きいです。

文豪行きつけのお店、普段の食事、好き嫌い、作品の中に出てくる食べ物などをわかりやすくスライドにまとめて紹介。とてもすっきりまとまっているので、ひとつのパートの解説を聴けばざっくり一通り作家の食を理解できるというわかりやすい配信です。文豪と同じものを食べて、作品を読みつつひたるのも一興です。

現代を生きるユニコーン「別棟のオタクたち」

卯月コウが行った「別棟のオタクたち」という配信テーマ。抽象的な「異なる感覚」みたいな意味なのですが、その感覚ギャップは当然視聴者によってバラバラ。これは是非、おたよりの数々を卯月コウと一緒に見て、肌感としての「別棟のオタクたち」を感じてください。一通目を見ればなんとなくわかると思います。

一応「オタク」テーマではありますが、青春期(年齢問わず)の悶々を抱えている人間の、心の中の葛藤、しかも人にあまり言うほどでもないけど苦味のある内容の心のひだがうまく引き出されています。
卯月コウは思春期の心の機微を理解し表現するのがとても得意なライバー。そして彼の視聴者は鍛えられていてその繊細さを受け止めるのがとても上手です。人生相談ではないのでお手紙について卯月コウが答えを言うわけではありません。ただそういう感情があったという事実と、なんだか物悲しさも笑いもあるというエモとブルースを感じる配信です。

スタートダッシュ / 根間うい【MV】

5回目の誕生日を迎えた根間うい。彼女のオリジナル新曲は、ベテランVTuberながらも新たに一歩踏み出していく力強さ満点の作品です。

今までも動画に出てたブラックういあおいういも登場。ししごんも加わってバンドを結成、青春のパワーいっぱいの楽曲を演奏してくれました。一人で三線を弾いていた根間ういの元にメンバーが集まっていく様子は見ていてテンションがあがります。
沖縄をアピールする根間うい。今回もギターではなく三線で参加。まっすぐなJ-ROCKを沖縄テイストできれいにまとめることに成功しています。特にギターソロならぬ三線ソロの演奏は逸品。
常に前向きで沖縄を愛し力強く突き進み続ける根間うい。彼女の性格をそのまま歌にしたような歌詞とはつらつとしたボーカルは、これからも元気をもらいたい、そして応援したいというファンの心を鼓舞してくれるはずです。
加えて隠れ人気の高いブラックういのベーシストとしての立ち回りが絶妙。さらに隠れファンを増やしそうです。
根間ういはいたいミュージアムがメタバース上に作られたり、バーチャルフェス「OKIVFES 2023」に出演したり、リアルファンミーティングを行ったり、沖縄トヨタ自動車「燃費王 決定戦」に出演したり、「根間うい仕様エンターテインメントカート」のモニターツアーを開催したりと、これからさらに根間ういは加速し爆進していってくれるようです。

【オリジナル】そうならよかった【アマクサナナシ】

善意への不信、絶望の叫び。咆哮する詩人アマクサナナシの新作は、表現の根源にある哀しみを歌う極めてハードな作品。ものづくりをする人には、かなり深く刺さる言葉で満ちています。

黒地に白で描かれるイラストと歌詞が、皮肉に満ちています。
「音楽は誰かを救ったか? 自分自身すら救えないのに」「私が抱えた苦しみを また聞きにきたんだろう?そこのお前」という歌詞は、それの大小の差はあれども、表現者心当たりがある部分かもしれません。
今回のアマクサナナシの歌声は自分の思いを激しく切り裂きながら、思いをぶちまけるような哀しみの叫びです。苦しみと不信感の極限まで行っているこの歌に対して、共感するのか、いや違うと疑問を抱くのか。創作のあり方の試金石的作品になっています。

荒木パカ(alaki paca) – “無に返す、その時まで”

荒木パカがアップしたのは、情熱の高温低温が入り交じる作品。叙情的に、かつハードコアに、アートコアに作られたメロディとデスボイスの構成はインパクトがあります。

「徐々に近づく息の絶える時 生きる意味など考えるだけ無駄」と死の匂いに向き合いながら、「届かなくても意味は無くとも忘れられても」表現し続ける姿勢をデスボイスで歌います。
クリアな歌声のパートで見つめる死と終わり、デスボイスのパートで奏でる燃やし尽くす炎の決意。表現者荒木パカが表現し続ける決意を今回の動画そのもので観せてくれる、情熱的な作品です。

ピーナッツくん – Gordon Kill the Thomas (Official Music Video)

ピーナッツくんがアップしたのは、多くの人が待望していた人気曲「Gordon Kill the Thomas」のMVです。物語性とお祭り感が詰まった凝りすぎている映像にワクワクさせられます。特に昔のアニメのようにアクションの擬音がユニークで、動画師の強いこだわりを感じます。

パワーがあって早く刻んでくるキックの音。チャンチョをはじめとしたアニメーション版のメンツの頼れる登場シーン、巨大デニムくん。ネットミームを通り過ぎ、まっすぐに突き進むピーナッツくん。歌詞、テンポ、歌声のテンションがぴったりマッチした作品です。
音楽ファンもピーナッツくんファンも3D映像好きも満足できるであろう完成度の高いMVに仕上げられました。意味深なシーンが多いので、じっくり見て考えてみるのも楽しいです。

【歌ってみた】ステラ / 柚子花 莉々衣 葉柳ちぐさ 現実みろ(Cover)

柚子花莉々衣葉柳ちぐさ現実みろ、バーチャルシンガーの4人が集まって3Dで「『ステラ』Leo/need × 初音ミク」をカバーした動画がアップされました。力強い前向きな歌詞と、ポジティブな戦いを続けてきた4人の姿がピタリと重なります。

4人は様々な活動を続けていますが、全員間違いなく歌詞にある「今日を諦めなかった故の物語」として、集結しこの動画を撮って公開しています。4人のボーカルの個性はそのままに生かしながらサビを力強く全員が歌っているのも魅力的。はっきりと4人の声が聴こえつつきれいにまとまっています。
またダンスもひとつにまとめておらず、全員が自分の個性を出して踊っているものをそのまま出しているのも特徴的。集まって歌っているけれども、歩む道はそれぞれで、ここの接点を元にまた個々に歩き始めるのを示しているかのようです。
VTuberを応援する魅力のひとつに、全員の成長を見続けられるという部分があります。彼女たちはそれぞれ真剣に活動を続けている、オリジナル曲も持って音楽に向き合っているアーティストたち。この曲をひとつの接点として、4人の過去の作品を観るもよし、これからを追うもよしの、マイルストーン作品になりそうです。

過去のおすすめ記事はこちらから:
必見!今週のおすすめVTuber


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード