講談社は同社が発行する漫画誌「週刊少年マガジン」の2人の公式バーチャルYouTuber(Vチューバー)を起用することを発表しました。2018年秋より、公式YouTubeチャンネルにて、同誌の広報として編集部からのお知らせだけでなく、体を張った内容にトライしていく予定です。
今回起用するVチューバーのうち、1人は「マガジンポケット」で『イジらないで、長瀞さん』を連載する人気漫画家・ナナシ氏がデザインする女子高生「マガジ ヨミ」 。もう1人は「週刊少年マガジン」の精霊「御魔我神之介(おまがじんのすけ)」の2名とのこと。
(現時点では「マガジ ヨミ」シルエット画像のみが公開されている)
これまで週刊少年マガジンの公式ユーチューバーとしては、同誌の編集者であるフジカワ氏が担当。今回、Vチューバーにその籍を託すことに関しては「1年間で50本以上の動画をUPしたが、再生回数1万回を超える動画を1つしか作れなかったため」とコメントしているとのこと。
Vチューバーを商品や企業のPRとして活用する事例は昨今増えてきています。グリーはVチューバーで決算発表を行い、ロート製薬が企業広報としてVチューバー社員を発表したことや、DMMも自社サービスやキャンペーン情報の広報に活用していくとしています。今後もコンテンツビジネスにおけるユーザー向け広報の事例などは増加していきそうです。