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【VR映画ガイド第68回】ノートルダム大聖堂の消失前後を記録したVRドキュメンタリー

ノートルダム大聖堂の焼失前後の姿を見せるドキュメンタリー

2019年4月15日夜、ゴシック建築を代表する建物であり、ユネスコの世界遺産にも登録されているパリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生しました。約9時間後に火は消し止められましたが、12世紀初頭に建築されたとされる尖塔と屋根が焼失しています。2024年に再公開予定で、現在工事が進められています。

今回紹介する「Rebuilding Notre Dame」は、現在修復作業中であるノートルダム大聖堂の焼失前の姿と焼失後の姿、そして修復が進む現在の姿を見せるドキュメンタリーです。2020年のエミー賞にもノミネートされたこの作品は、消失前の姿を見せることで、現在は入ることができないノートルダム大聖堂に訪問させることが目的の1つとしています。

これはまた今までとはまた違った意味合いをVRが含んで来ているのではないかと思います。ノートルダム寺院は宗教的なモニュメントであるので、宗教の信者はもとより、観光客、パリ市民、歴史学者など、信仰の有無に関わらず、VR上でのノートルダム大聖堂という場所を提供することは多くの人たちに様々な意味を持つことになるでしょう。

オススメのポイント

1. 重要な記録

「Rebuilding Notre Dame」を制作したフランスにある制作プロダクションTARGOは、火災の数週間前に別のプロジェクトで火災前のノートルダム大聖堂を撮影していたそうです。

今回のドキュメンタリーでもこの映像は使われていますが、この時の映像はノートルダム大聖堂の貴重なアーカイブ映像になりました。日本でも熊本城のVR撮影時のデータが熊本城の修復に使われた例もあり、修復のための重要なデータとなる可能性があります。そういった意味でも貴重な記録となるでしょう。

ノートルダム大聖堂に関しては、他のVRの撮影データが再建工程のシミュレーションなどに利用が検討されているようです。このように失われてしまったものを再び作り出す場合もVRは重要なデータになると言えます。

また、ノートルダム大聖堂は崩壊や鉛汚染の危険性が非常に高く、火災の後6ヶ月間全面閉鎖されていました。その後、TARGOの制作チームは大聖堂に封鎖後最初に入り撮影をしたそうなのですが、まだ危険な状態だったので、RCドーリーを使っていくつかの部分は撮影したそうです。特に、屋根の穴の真下は最も象徴的な場所でもあり、火災以来誰も見たことのない視点を提供しています。

こういった人が入れない場所のデータを見るという意味でもVRは重要なデータとなっています。

2. 失われる前後の映像の見せ方

火災の数週間前にノートルダム大聖堂を撮影していたため、火災前と火災後のコントラストを持った見せ方を可能にしています。その映像の見せ方に着目したいのですが、火災の前と後の映像が全く同じ場所で撮影され、2つの状態を重ね合わせ、行ったり来たりしつつ見せるようになっていました。

同じ場所の2つの状態を見せる方法として、これらの方法はかなり効果的であったと思います。特にエンディングにある祝賀会のシーンでは、火災前の祝賀会における群衆の高揚感と火災後の同じ場所でも何もない空虚感のコントラストが特に強調され、とても印象的なものになっています。

3. 過去・現在、そして未来への展望

本作は2019年4月のノートルダム大聖堂の火災を伝えるニュース映像から始まります。「突然、全世界が大聖堂に関心を持ち、ニュースが展開されるのを見ていたのです。これが私たちの出発点でなければなりませんでした」 とプロデューサーがインタビューで述べているのですが、映像では様々な言語でニュースが流されることでこの当時の状況が伝わってきました。

またインタビューでは「このドキュメンタリーは、この大聖堂がどのように復活するかについてのものです」と語られていました。そのため、単純に焼失前と焼失後の記録を見せるだけではありません。ノートルダム大聖堂の大司祭、ノートルダム大聖堂の修復を担当者、パリ市長などにインタビューをし、今どのように修復されているか、どのような展望なのかを見せています。それによって、失ったという悲しい記録で終わっていない、未来を見据えたドキュメンタリーになっています。

作品データ

タイトル

Rebuilding Notre Dame

ジャンル

ドキュメンタリー

監督

Chloé Rochereuil

制作年

2020年

制作国

フランス

本編尺

16分47秒

視聴が可能な場所

Oculus TV

https://www.youtube.com/watch?v=PljkaAsVKxs

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