「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート情報などをまとめてお届けします。今週は2021年2月21日～2月26日間の関連ニュースが対象です。
目次
1. 狂気のVR”マフィン”バトルアクション「Muffin Fight」
2. VRパズルADV「Down the Rabbit Hole」Quest2の90Hzモードに対応
3. 「星の王子さま」に着想を得たVRパズルADV「Stargaze」Oculus Storeで発売
4. スパイダーマン風の高速VRワイヤーアクション「Vertical Shift」
5. PSPlus加入者限定サービス「フリープレイ」で「Farpoint」が限定無料配信
6. VR反重力レース「Z-Race」早期アクセス版が近日発売
狂気のVR”マフィン”バトルアクション「Muffin Fight」
2021年2月20日、Steamで新作VRゲーム「Muffin Fight」が販売開始となりました。価格は税込1,730円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S）で、日本語には未対応です。
「Muffin Fight」はオンライン専用のVRバトルアクションゲーム。プレイヤーはパティシエとなって、アリーナ上に設けられたキッチンでマフィンを作り、出来上がったそれをライバルへと投げ付けて攻撃していきます。
ゲームモードはオンラインのマルチプレイに特化しており、見知らぬ者同士（ランダムマッチ）、フレンド同士（フレンドマッチ）の2つが選択可能。最大4人が参加し、最終的に最後のひとりとして生き延びられれば勝利となります。
また、戦闘で用いるマフィンはレシピを元に、アリーナ中央にあるテーブルに設置される果物、チョコレートと言った素材を回収して作っていく形となります。レシピごとに作れるマフィンも異なり、種類によっては相手に命中すると爆発を引き起こすものも。
キッチンにもマフィンを防ぐ盾代わりの鍋蓋がありますので、状況に応じて攻守を切り替える立ち回りも随時試されます。
ソフトウェア概要
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タイトル |
Muffin Fight |
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発売・開発元 |
Red Iron Labs Ltd. |
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対応ヘッドセット |
Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S） |
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プレイ人数 |
1～4人（※オンライン専用） |
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価格（税込） |
1,730円（Steam） |
（参考）Steam
VRパズルADV「Down the Rabbit Hole」Quest2の90Hzモードに対応
VRパズルアドベンチャーゲーム「Down the Rabbit Hole（ダウン・ザ・ラビットホール）」のOculus Quest/Quest2がアップデートされ、90Hzモード対応を果たしました。これにより、高フレームレートによる快適なゲームプレイが体験可能となります。
「Down the Rabbit Hole（ダウン・ザ・ラビットホール）」はルイス・キャロル原作の児童小説「不思議の国のアリス」を下地としたVRパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは「不思議の国」へと迷い込んだ少女を手助けしながら、行方不明となった彼女のペットを捜し出すべく、様々な土地を巡っていきます。まるでジオラマを覗き込むような感覚で挑むパズル、身体を大きくするケーキ、ウサギを始めとする喋る動物、そして動くトランプなどの「不思議の国のアリス」でお馴染みのキャラクターたちが登場するストーリー、世界観が大きな特徴。日本語にも対応しています。
（参考）VRFocus
「星の王子さま」に着想を得たVRパズルADV「Stargaze」Oculus Storeで発売
2020年11月21日より、Steamで販売中のVRパズルアドベンチャーゲーム「Stargaze」が2021年3月5日より、Oculus Storeでも販売を開始することが発表されました。ヘッドセットはOculus Rift（Rift S）。Oculus Quest/Quest2版に関しても販売が予定されており、2021年後半を予定しているとのことです。
「Stargaze」はアントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリの名作小説「星の王子さま」に着想を得たVRパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは天文学者となり、不思議な望遠鏡を通して星空や惑星を観察し、写真を撮ったり、様々な出来事を記録しながら研究書の完成を目指します。備え付けられたハンドル、レバーを動かして角度、遠近を調整しながら新たな惑星を発見したり、未知の生物とそれが生まれる瞬間を目撃するなど、天体観測特有の細部を調べ尽くす楽しさに富んだゲームプレイが特色。星空で起きる現象を別の離れた所で起きる現象と結びつけるパズルもあり、それによって新たなイベントが発生する仕掛けも盛り込まれています。
手描きのイラスト調に表現されたグラフィック、デンマークの作曲家Thomas Regin氏による幻想的な楽曲の数々もセールスポイントです。
（参考）VRFocus
スパイダーマン風の高速VRワイヤーアクション「Vertical Shift」
PlayStaiton 4で発売され、日本でもヒットした「Marvel’s Spider-Man」に強い影響を受けたVRアクションゲーム「Vertical Shift」がOculus Questのサイドローディングアプリ「SideQuest」にて配信されました。価格は無料です。
プレイヤーはグラップリングフック、ジェットパック、グライダーなどのガジェットを駆使して舞台となる近未来の都市を飛び回り、様々なミッションに挑みます。邪悪な政府の支配からの解放に挑むヒーローの戦いを描いたシングルキャンペーン、最大で10人が参加可能なマルチプレイモードを収録。マルチプレイは「鬼ごっこ」に着想を得たルールが4つ用意されており、ワイヤーアクションで飛び回りながらの非現実的でスリリングな駆け引きが楽しめるとのこと。今後のアップデートで第5のルール追加も予定されています。
なお、ヘッドセットはOculus Quest、Oculus Quest 2双方に対応しているものの、シングルキャンペーンは現時点でOculus Questではパフォーマンス周りが不安定なため、Oculus Quest 2でのプレイが推奨されるとのこと。また、Quest向けアプリを公式ストア外で配信できるシステム「App Lab」への持ち込みも将来的に検討されているようです。
（参考）UploadVR
PSPlus加入者限定サービス「フリープレイ」で「Farpoint」が限定無料配信
PlayStation VR（PSVR）専用タイトル「Farpoint」が、PlayStation Plus（PS Plus）加入者限定サービス「フリープレイ」のタイトルとして、無料配信されることが発表されました。提供期間は2021年3月2日（火）から4月5日（月）まで。
「Farpoint」は凶暴なエイリアン、ロボットたちが跋扈する未知の惑星からの脱出劇を描いたVRシューティングゲーム。アメリカ・サンフランシスコのゲームスタジオImpulse Gearが開発。PSVRシューティングコントローラーにも対応した良好な操作性、凶暴なエイリアンたちとの熾烈な戦闘、濃厚なストーリーが特色。最大2人までのマルチプレイにも対応しており、本編の「ストーリーモード」で協力し合ったり、対戦モードの「ヴェルサスモード」で争い合うなど様々な遊びが楽しめます。
（参考）PlayStation Blog
VR反重力レース「Z-Race」早期アクセス版が近日発売
近未来の世界を舞台にした新作VRレースゲーム「Z-Race」の早期アクセス版が2021年3月2日、Steamで販売予定です。価格は19.99ドル。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift（Rift S）。日本語には未対応です。
「Z-Race」はソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）の反重力レースゲーム「ワイプアウト（wipEout）」シリーズに多大な影響を受けたVRレースゲーム。プレイヤーは反重力のホバーマシンを操縦し、障害物を潜り抜けたり、ニトロブーストを活用しながらライバルとの熾烈な順位争いに挑みます。
「ワイプアウト」シリーズも同様にVRに対応した「Wipeout Omega Collection」が発売済みですが、1人称視点だった同作とは異なり、本作はプレイヤーの快適性を確保する意図から3人称視点を採用。コースも筒状の構造、かつレーンで移動可能な範囲を限定し、マシンの制御周りを簡略化。気軽に独自のスピード感を堪能しつつ、駆け引きに集中できる設計になっているようです。さらに最大7人が参加する非同期型のグローバルマルチプレイモードも収録されており、世界中のプレイヤーとリーダーボードの上位を巡る争いが楽しめるとのこと。
早期アクセスの期間は年内いっぱいを予定。
将来的にはOculus Quest/Quest2版の発売も検討している模様です。
（参考）VRFocus
