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奏でるようにプレイするテトリス。VRで新境地を切り拓く「TETRIS EFFECT」

PlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)対応ソフト、TETRIS EFFECT(テトリス エフェクト)が2018年11月9日に発売されました。本記事では「TETRIS EFFECT」のパブリッシングを行ったエンハンスを率いるゲームクリエイター・水口哲也氏、そしてディレクターを務めた石原孝士氏のコメントを交えつつ、「TETRIS EFFECT」をご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=BcUbFRrIYS4

「TETRIS EFFECT」は、1984年に登場したおなじみのパズルゲーム「テトリス」をリメイクしたもの。上から落下してくるテトリミノを配置し、横一列が隙間なく揃うと消える、という単純明快かつ奥深いルールは、今日に至るまで多数のファンを生み出し、惹きつけ続けています。


(おなじみの「テトリス」。画像はテトリスの版権・ライセンスを管理するThe Tetris Companyの公式サイトより)

これまでにも数々の移植やアレンジなどが試みられてきた「テトリス」。今回の「TETRIS EFFECT」ではPSVRへの対応を中心に、グラフィック・サウンド・そしてシステムと、様々な面において進化を遂げています。

水口哲也氏が手がけた「Rez」や「Child of EDEN」、「ルミネス」、そして2016年にリリースされた「Rez Infinite」のように、プレイヤーの操作に対してSEが鳴り、盤面の状況に応じて美麗なエフェクトが舞い散るテトリス。これらが美しくシンクロし、プレイヤーにとって「非常に気持ちいい」状態を作り出しています。筆者も実際にプレイしましたが、テトリミノを動かしたり回転させたりするたびに鳴るSEはどれも「もっと鳴らしたい」と思わせるようなものばかり。まるで演奏するように、あるいは歌うようにプレイするテトリス、といった印象を受けました。

水口氏・石原氏いわく、「もともと砂漠やイルカといった自然系のモチーフとテトリスを組み合わせた作品は過去にあるものの、空間をより作り込み、音楽にもこだわって作ったらどうなるのか、ということを追求しました。ステージはひとつひとつ細かなチューニングを行っていますよ」とのこと。テージの気持ちよさやアニメーションをどう組み合わせていくか考えるため、ハワイ等に取材に行ったケースもあるのだとか。さらには難易度の上下も工夫されており、従来のテトリスとは違うつくりに。全体を通して難しくなり続けるのではなく、1つのエリア(ステージをまとめたもの)の中で揺れ動くようになっているのだそうです。

新たなモードで、テトリスの楽しさと気持ちよさを

今回「TETRIS EFFECT」にはメインとなる「Journey Mode」、複数のルールで楽しめる「Effect Modes」のモードが搭載されています。「Journey Mode」はその名が示すように「旅」をテーマとしており、全27ステージをめぐる「TETRIS EFFECT」の主軸となるゲームモードです。

もうひとつの「Effect Modes」は様々な設定やルールを備えた、ちょっと特殊なモード。特定ライン数のクリアや3分間のスコアアタックにチャレンジするモード、そして「最高速を超えたテトリス」にチャレンジするモードや、ゲームオーバーのないマラソンモードをゆっくりプレイするモードなど、様々なプレイヤーに合わせたモードが用意されています。中には「プレイリスト」といった、特定のテーマにフォーカスしてリラックスできるモードも。

メインは「Journey Mode」ですが、「Effect Modes」にはそちらならではのルールや体験も複数用意されているため、プレイヤーを飽きさせず複数の方法で楽しむことができるようになっています。いずれもサウンドやグラフィック、エフェクト、演出が合わさり、他にはない体験が実現されています。

「TETRIS EFFECT」はVRの影の形もない頃から作られていた

非常に美しく気持ちいいプレイ感覚を実現している「TETRIS EFFECT」ですが、企画段階となる4~5年前(2013年頃)には、ゲーム業界にはVRは影も形もなかったとのこと。


(Oculus Rift DK1。2012年のE3でプロトタイプが公開された)

「はじめの2~3年は結構苦しかったですね。当時は周りの人が誰もVRを語っていない時に、どこか一点を信じて黙々とアイディアを出し続けるというのは……孤独でした」と苦笑交じりに語る石原氏。そもそもPSVRが発売されたのは2016年。さらに、VRヘッドセットブームの火付け役であるOculus Rift、そのプロトタイプが発表されたのは2012年。ほとんどの人が「VRとはどのような体験ができるのか?」といったことさえ考えていないような時期から、プロジェクトがスタートしていたのです。


(当時の状況について語り合う水口氏と石原氏。ちなみに石原氏は「Child of Eden」のプロジェクトにてアートディレクターを務めていた。「Child of Eden」に参加していたクリエイターも「TETRIS EFFECT」に参加しているとのこと)

最初のプレゼン段階では写真や画像を引き延ばし、無理矢理ワイドにしてVRのイメージを作り上げ、どのようなものに仕上がるのかを関係者に説明していったとのこと。「TETRIS EFFECT」のプロジェクトは2013年ごろにプリプロダクションがスタートし、その後は「Rez Infinite」と並行して“細く長く”継続され、今に至る流れとなります。まだ水口氏が率いるエンハンス自体がなかった頃から続けられていたそうです。


(「TETRIS EFFECT」のプレゼンの際に使用されたというデモ映像。この時点でコンセプトがほぼ完成していることが分かる)

今回Mogura VRでは特別に、「TETRIS EFFECT」のプレゼンの際に使用されたデモ映像を見せていただきました。すでにこの段階でビジュアルやステージ、サウンド、そしてゲームのコンセプトはほぼ固まっているように見えましたが、水口氏・石原氏いわく、そこからの磨き込みに時間を費やしたとのこと。

「Rez Infinite」の経験などを通して制作された「TETRIS EFFECT」がどのような体験をプレイヤーに届けるのか、楽しみでなりません。

ソフトウェア概要

タイトル

TETRIS EFFECT(テトリス・エフェクト)

パブリッシャー

エンハンス

開発

株式会社Monstars、レゾネア

ジャンル

パズル

発売日

2018年11月9日

販売価格

ダウンロード版:4,500円(税込)
パッケージ版:4,167円(税抜、希望小売価格)

対応デバイス

PlayStation 4(PSVR対応)

レーティング

CERO A

ストアURL

PlayStation Store

公式サイト

https://www.tetriseffect.game/ja/

この記事を書いた人

水原由紀

あちらとこちらを往復する。某ゲーム系の制作会社でプランナー・進行管理・その他もろもろを経てMoguraに合流。現在は編集者/記者としていろいろ担当しています。デジタルゲームやVR/AR/MRにおける物語体験、フィクション/虚構におけるプレゼンスのありかたに興味。だいたい100人規模のゲーミングコミュニティ「ポ」のひと。

Twitter:@mizuharayuki

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