2月2日、遠隔作業支援サービスを提供する独TeamViewerは、Appleの「Vision Pro」向けアプリ「TeamViewer Spatial Support」を発表しました。現場作業者の撮影した映像を、遠隔地の専門家とリアルタイムで共有し、作業支援を行います。
「Vision Pro」でリアルタイムな遠隔作業支援を可能に
「TeamViewer Spatial Suport」では、現場担当者がiPhoneで撮影した映像を、リアルタイムでVision Proを装着した専門家に送信します。専門家はVision Proの専用アプリを通して、現場作業者のiPhoneに3Dモデルを表示したり、注釈による指示を行います。これにより、現場作業者の効率を向上させることができます。
TeamViewerのサービスは、様々なスマートグラスやタブレット等に対応しています。Vision Proの高精細なディスプレイ等を使用することで、遠隔地の専門家がより臨場感をもって作業支援にあたることが可能になりました。TeamViewerは本発表に際し、「これは専門家の応答時間の短縮や、ミスの減少につながります」「現場の課題と遠隔地の専門知識のギャップを埋めることで、労働力不足の解消と専門知識の伝承にも貢献することができます」とコメントしています。
(参考)TeamViewer