6月1日、VRプラットフォーム「DOOR」で、大田区の商品を多数展示する「PiOモール」(ぴおもーる)がオープンしました。ブラウザからアクセス可能で、パソコン、スマホ、VRヘッドセットに対応しています。
今回は実際に「Pioモール」に入場してみました。そこは宇宙空間を模したような広場。周囲を見渡すと、10個の建物がキャンプファイアーを囲むテントのように、中心を向いて等間隔に立っていました。
それぞれの建物は個性的な外観をしていて、万年筆や日本酒の瓶、ドーナツなどの販売商品が屋根の上に乗っているものもあれば、レトルトカレーのパッケージそのものの建物なども。外観で何のお店なのかバッチリ想像できてしまいます。
クラフトビールやキャンプ用品の展示も!
クラフトビールを販売する大森山王ブルワリーの店舗は、ビールサーバーの外観です。入室すると、人の背丈ほどの特大のビール瓶やポスターが店内に飾られており、パッケージを眺めたり、商品説明を読むことができます。
その他の店舗も、カレーなどのレトルトのパッケージやカステラが特大の大きさで陳列されています。
キャンプ用スパイスを販売するお店では、星空の下に焚き火やキャンプ椅子が設置されています。ここでキャンプや道具についての話に花を咲かせるのも良さそうです。
今回の取材では他のユーザーと会話ができませんでしたが、「PiOモール」ではチャットや音声会話機能もあり、アバター同士での会話・交流も可能です。最大同時アクセス人数は50人とのこと。他のユーザーと話しながらショッピング気分を楽しむのも楽しいかもしれません。
現在「Pioモール」に出店しているお店は、下記の10店舗です。
- 有限会社アサヒヤ紙文具店(文具類)
- 浅野屋本舗(くずもち等)
- 大森山王ブルワリー(クラフトビール)
- 和菓子処 清野(和菓子)
- 五代目北嶋屋(日本酒等)
- 食とギアの店MAXCAMP(スパイス・キャンプギア)
- 株式会社高桑製作所(酒器)
- 髙橋商店(ドーナツ等)
- 昼飯屋(無添加カレー)
- 有限会社フォレスト(切子ガラス)
今回のショッピングモールを運営しているのは、公益財団法人大田区産業振興協会です。プレスリリースによると、PiOモールを通じて大田区の魅力ある製品や商品を広く紹介し、消費者とのつながりを深めることを目指しているとのこと。