一般社団法人東京諸島観光連盟小笠原村観光局とTelexistence株式会社、および一般社団法人竹芝エリアマネジメントは、テレイグジスタンス技術を活用したイベントを企画します。時間と距離を超越して、小笠原父島の魅力に触れる事ができる「小笠原村の観光資源の遠隔体験イベント」です。遠隔旅行体験を通じ、小笠原村への誘客活動に取り組んでいきます。
竹芝と小笠原をテレイグジスタンスで接続
本イベントは、Telexistenceが提供するテレイグジスタンス技術(ロボットやカメラなどを使い、遠隔地にいるかのような体験ができる技術)を活用して、株式会社JTBとKDDI株式会社が実施します。
この遠隔旅行体験は、東京諸島への玄関口である竹芝と、小笠原村父島をテレイグジスタンス技術で繋ぎます。そして体験者が時間と距離を超越して、小笠原父島の魅力に触れる事ができるイベントです。世界自然遺産である小笠原の4つのスポットで、テレイグジスタンス技術を活用し、島の魅力を“体感”することができます。
そこにいるかのような体験を実現
Telexistenceは今年5月、空間を超える遠隔操作技術を用いたロボット「MODEL H」の量産型プロトタイプ開発を発表。このシステムでは、触覚機器やVRヘッドセットを装着したユーザー(コックピット側)が、遠隔地のロボットを操作します。ヘッドセットを通して見る映像や、デバイスを通して感じる触覚により、あたかもそこにいるかのような体験を実現します。
本取り組みの目的は、小笠原諸島の魅力を、通信とロボティクスの融合により多くの人に体験してもらうこと。そして、実際に当地を訪れたいという意欲を喚起し、誘客に結び付けることにあり、地域の魅力発信の新しい手法となります。
取組に関連する企業・団体はこの試みを皮切りに、テレイグジスタンス技術を通じた人間生活の飛躍的な向上、および各産業の高度化を目指すとしています。
イベント概要
応募期間 |
2018年8月29日(水)~2018年9月7日(金) |
実施期間 |
2018年9月14日(金)~2018年9月27日(木) |
対象年齢 |
16歳以上 |
開催場所 |
竹芝まちづくりサロン(竹芝客船ターミナル1階第二待合所前) |
申込 |
以下告知サイトの申込フォームから応募。参加者は抽選により決定。 |
(参考)KDDI株式会社ニュースリリース