10月第2週はMeta Quest 2(メタクエスト2)向けに有料アプリ1個、無料アプリ4個の計5個がリリースされました。
今週のピックアップ
今週は、それまで「App Lab」経由で配信・販売中だったタイトルが2本、Meta Quest Store公式アプリに昇格する形で登場しています。
「Gym Class VR」
プレイヤーからボールまで、最先端の物理学に基づいた現実さながらの動きを再現した基本無料のVRバスケットボールゲーム。2022年に「App Lab」にてベータ版が先行配信。プレイヤーからは星4.9、評価総数1万6000以上という非常に高い評価と人気を誇っていたタイトルです。米メディアUploadVRの報道によれば、ダウンロード総数は100万回以上に及ぶとのこと。
試合形式は「1on1」と「2on2」の2種類があり、いずれもオンライン対戦に対応。AIが操作するbotとの試合に挑むシングルプレイヤー向けのソロコートなるゲームモードも用意されています。
プレイヤーの分身となるアバターのスキン、アクセサリーを自由に変更できるカスタマイズ機能も搭載。ドリブル、パス、シュートといった基本的な動作も現実のバスケットボール同様、手に持ったコントローラを直接動かして実施する本物仕様に加え、全身をフルに活用することから有酸素運動にも応用可能な設計です。
また、有料コンテンツ「GMモード」を購入すれば、カスタマイズ可能なプライベートコードへのアクセス権、アバターを使ってのフレンド対戦が可能になります。
本作はストアページの情報に初代Meta Questにも対応していることが記されていますが、厳密にはソロコートのみ初代Questに対応。マルチプレイを始めとする他のモードはQuest 2(もしくはQuest Pro)専用となります。プレイ前はあらかじめご注意ください。
(一部参考)UploadVR
「Arcaxer」
「ファイター」、「シーフ」、「魔法使い」の3つのクラスからひとつを選び、「ザ・スタック」なる巨大ダンジョンの探索に挑むVRアクションRPG。2021年2月に「App Lab」経由で発売されたタイトルです(※同じ時期にはPC向けVR版もSteamで発売)。当初は日本語未対応でしたが、後のアップデートで対応しました。
ダンジョン内を探索している時は3人称、敵との戦闘では1人称と場面に応じて視点が切り替わるシステムが特徴。戦闘は「プレイヤー⇒敵」の順序で行動するRPG伝統のターン制が採用されています。しかし、敵に攻撃する際には手のジェスチャーで狙いを付けたり、反撃に対しては身体を直接動かして回避行動を取るなど、アクション要素が存在。見た目に反して慌ただしく、体力を使う作りになっています。
さらに「ハブ」と称された場所ではステータスの向上を図れるミニゲームが遊べますが、こちらもルームランナーを走る、パンチバックを打つといったフィットネスゲーム風の作り。やり方によっては有酸素運動への応用も効くようになっています。
このほか、ダンジョンにも敵、アイテムの配置が探索のたびに変化するランダム要素を導入。ストーリーにおける随所に仕込まれた日本製のRPGに影響を受けたネタの数々、長編を名乗るに相応しいボリュームにも注目です。
新作一覧
「GYM CLASS – BASKETBALL VR」 |
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「Arcaxer」 |
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「Coursera」 |
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「Adobe Acrobat」 |
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「LastPass」 |
※評価は執筆時点のOculus Storeでの評価です。
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