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ゲーム・アプリ 2019.09.05

「ブレードランナー」から影響を受けたサイバーパンクVRゲーム「LOW-FI」がクラウドファンディング開始

2019年9月2日、サイバーパンクVRゲーム「LOW-FI」のクラウドファンディングがKickstarterにて開始されました。期間は10月3日まで、最低目標調達額は6万カナダドル(約480万円)です。

「LOW-FI」は映画「ブレードランナー」や「ロボコップ」等からインスピレーションを得た世界設定やアートが特徴。プレイヤーは犯罪多発地区「block303」に転属となった警察官として、犯罪者たちとの戦いに挑みます。

「LOW-FI」の対応VRヘッドセットは、Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE系ヘッドセット、Valve Index、Windows Mixed Reality系ヘッドセットです。2019年9月5日現在、35カナダドル(約2,800円)から予約注文が可能です。

複数の映画などから着想

Kickstarterページでは、「LOW-FI」の世界設定とあらすじが以下のように説明されています。

“LOW-FI”とは、本作において大多数の人が生活しているVRシミュレーションにマージできない人を指す俗称です。あなたは最近、犯罪多発地区「block 303」に転属となったLOW-FIの警察官を操作します。block 303にはあなたと同じLOW-FIや、シンギュラリティの後に残された人工生命体といった住民しか存在しません。

block 303のどこかで、犯罪が行われています――そしてあなたはblock 303周囲に存在する唯一の法です。あなたの前任者の死の調査から犯罪の摘発、ストリートの問題まで、やるべきことが山ほどあります。

どのように取り組むかは、あなたの自由です。

Kickstarterページによれば、「LOW-FI」はノンリニアなオープンワールド形式で、数百種類の犯罪とストーリーが存在するとのこと。本作には立体音響が採用されており、またVR内のAR機能(※作中のギミックと思われる)の実装も予定されています。

調達額次第ではQuest版もリリース

IRIS VRは、今回のクラウドファンディングで、最低目標調達額と併せてストレッチゴールを設定しています。掲載されたリストによれば、50万カナダドル(約4,000万円)を調達成功した場合は、“次世代PlayStation VR版”を、80万カナダドル(約6,300万円)調達できた際には、Oculus Quest(オキュラス クエスト)版をリリースする予定とのこと。

なお、Kickstarterページには「LOW-FI」のリリース日(お届け予定日)が2019年10月と表示されていますが、米メディアRoad to VRによれば、これは予約注文特典の「開発ビルドへのアクセス権」が利用可能となるタイミングであるとのこと。

(参考)Road to VR

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