JTBが、リアルとVRを融合させた体験型旅行「バーチャル修学旅行360」の開発を発表しました。8月31日(月)より、全国の小学校、中学校、高等学校を対象に「京都・奈良編」の予約受付を開始します。
JTBによると、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大の影響で、修学旅行を中止する学校や自治体が全国で増加。訪れる土地の文化や歴史を学ぶ場や思い出づくりの機会が失われ、宿泊施設、見学箇所・体験施設などの観光事業者にも甚大な影響を及ぼしているそうです。
今回予約受付を開始する「京都・奈良編」は、360度のVR映像体験、バスガイド・女将などとのオンライン交流、伝統文化体験、お土産販売、その他オプションで構成されています。これらの組み合わせにより、子どもたちにまるで本当に修学旅行に来ているかのような感覚を味わってもらえるよう工夫したとのこと。また、すべて学校の教室や体育館などで体験が可能だそうです。
JTBではこのプログラムの提供を通じて、デジタル化、オンライン化が加速する学校教育現場における新しい学校行事のスタイルを提案。「いつかは現地に行ってみたい」という子どもたちの気持ちを作り出し、収束後におけるリアルな学びへと繋がるような旅行需要の喚起にも努めていくそうです。
イメージ映像はこちら。(2分8秒、QRコード)
バーチャル修学旅行360 概要
コンテンツ構成 |
(1)360度VR映像体験 (2)オンライン交流 (3)伝統文化体験 (4)お土産販売 (5)その他オプション |
販売価格 |
(1) 360度VR映像体験 生徒一人あたり4,800円(税抜)、先生無料、簡易ゴーグル付き |
スケジュール |
8月31日(月) 京都・奈良編 予約受付開始 ※学校単位 |
今後の予定 |
今後は「バーチャル修学旅行360」(京都・奈良編)のコンテンツの拡充、および他方面のプログラム開発 |
(参考)株式会社JTB プレスリリース