2015年にマイクロソフトが発表したMR(Mixed Reality)デバイス「HoloLens」。かけることで現実世界に映像を重ね、さらにその映像を、まるで本当に存在するかのように手で操作することなどが可能です。
今回、そんなHoloLensを使用して、現実世界をまるで音楽ゲームのような空間にする試みが公開されました。
HoloLens x iPad で音ゲーみたいなヤツ pic.twitter.com/gZDFRXRgWP
— 凹 (@hecomi) 2017年4月13日
この試みを公開したのは、開発者のhecomi氏。HoloLensとiPadを使うことで、現実空間に音楽ゲームのノーツ(楽譜)のようなものを表示、それらを空からiPadのUIに降らせることによって、現実そのものを音楽ゲーム風の空間にしています。
リズムに合わせてiPadをタッチした際に得点が獲得できるといった実際の音楽ゲームのような要素はないものの、HoloLensの活用の可能性を感じさせてくれるものとなっていました。
なお、hecomi氏はほかにも、iPadの画面UIを浮き出す仕組みや、描いた絵が飛び出す仕組みなども合わせて公開しています。
HoloLens x iPad で画面から UI 浮き出させるヤツ pic.twitter.com/coxTReUU2m
— 凹 (@hecomi) 2017年4月13日
HoloLens x iPad で描いた絵が飛び出てくるヤツ pic.twitter.com/6cxobV718u
— 凹 (@hecomi) 2017年4月13日
既にさまざまな活用方法が見出されているHoloLensですが、今後もどういった使い方が生まれるのかに注目ですね。