2019年4月22日に早期アクセス版としてお披露目され、2020年2月14日に製品版リリースを果たしたPlayStation 4専用タイトル「Dreams Universe」。その開発を手掛けた「Media Molecule」の共同創業者Mark Healey氏が、自身のTwitterでPlayStation VR(PSVR)への対応を実施するアップデートパッチが現在、リリース間近にあることを発表しました。
「Dreams Universe」は、「リトルビッグプラネット」シリーズ、「Tearaway ~はがれた世界の大冒険~」などを制作したMedia Moleculeの新作で、ゲームに限らず、アニメに音楽、3Dアート、キャラクターまで自由自在に作れてしまう、ゲームクリエイティブプラットフォームです。作成済みのゲームのシステムを自分の作品に取り込む機能も備わっており、全くの初心者でも簡単にゲームクリエイターとなれます。また、他のクリエイターが作成し、シェアしたゲームをプレイするのも可能。シングルプレイ用のストーリーモード「アートの夢」など、Media Molecule制作のコンテンツも収録されており、盛り沢山、かつ無限大に遊べる内容になっています。
進捗は最終段階
具体的にはバグ修正とローカライズ、QA(品質保証)の段階まで進んでいるとのこと。合わせてHealey氏は、件のアップデートパッチで実装される新コンテンツの一部を紹介する動画も投稿。
This ain’t no ordinary lava cookie!#MadeInDreams pic.twitter.com/vt7GRzRloQ
— Marcos (@marcoshealey) April 21, 2020
流れ落ちる溶岩と、それを池のように敷き詰めた場所へ落とすよう設定することで、波打つ表現が加わる様子が確認できます。ほかにも多くのコンテンツの追加が行われ、VRと非VRの両方に対応した仕様になる模様ですが、現段階では溶岩以外に関しては伏せられています。
また、リリース予定日も言及はできないが、”そう遠くないうちになることを祈っている”と、ユーザーからの質問に対してコメント。現在の進捗から、大体の要素や機能周りは完成し、磨きをかける段階にあるのは確実な模様で、今後、さらなる情報の発信があると思われます。気になる方はHealey氏のTwitterのほか、本作の最新情報などを発信しているindreams.meで動向をチェックしてみるといいかもしれません。
MoguLiveではVTuberのえもこさん、もちひよこさん、ミディさんが「Dreams Universe」を使い、ゲーム作りに挑戦した記事も掲載中です。
(参考)UploadVR
©2020 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Media Molecule.