ゲームを始めとしたオリジナル作品を思うままに制作でき、様々なクリエイターが作ったゲームを遊ぶことも出来るPS4専用ソフト「Dreams Universe」。このゲームを、えもこさん、もちひよこさん、ミディさんのVTuber3名が実際にプレイして、オリジナルゲームづくりに挑戦することに。
第1回では、各々が作りたいゲームの設計図を組み立て、チュートリアルで作り方を学びました。今回は、いよいよ本格的にゲーム作りにチャレンジ! 一体どんな雰囲気の作品に仕上がっていくのでしょうか…!?
【前回の記事はこちら!】
VTuberがPS4でゲーム作りに挑戦!? クリエイター心をくすぐる「Dreams Universe」体験記 第1回
ゲーム制作に挑戦するVTuberを紹介!
3Dジオラマの作成に挑戦! |
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キャラクターモデリングに挑戦! |
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オリジナル楽曲の制作に挑戦! |
ゲーム作り本番開始!
えもこ:素材を組み合わせて3Dジオラマを作ってみよう!
えもこです! まずはゲームのステージを3Dで作ってみました! 私の作るシューティングゲームは「夢の世界」が舞台なので、色々なものがプカプカ浮いている不思議で楽しげな空間にしてみました。実際のゲームではこの3Dジオラマの中を自由に動き回れるようにしたいと思います!
ゲームのステージは1から自分で作ることもできますが、最初から用意されている素材や、他の人が作った素材を組み合わせて簡単に作れるようになっています。世界中の人が作った色々なオブジェクトを眺めるだけでも楽しいです!
タイトル画面のベッドルームも、自作の素材と最初から用意されている素材(スカルプチャー)を組み合わせて簡単に作ることができました。「面白いゲームのアイディアがあるけど絵作りは少し苦手…」という人でも手軽にクオリティーの高い3Dジオラマが作れると思います。
もちひよこ:簡単にできるミニキャラ作りのポイントは?
もちひよこです。ゲームを作る前に、前回作ったもちひよこの頭部を、操作できるようにしていきます!「Dreams Universe」には走る・ジャンプなどの設定が備わった素体が用意されているので、これをもちひよこのボディの素体にします。
でも、このままだと「等身が高すぎてかわいくない!」ので、手足の長さや頭の大きさを調整してミニキャラの素体を作りました。
このミニキャラ素体に色をつけて、前回作ったもちひよこの頭と、円錐形のスカート・球の袖・リボンを素材をくっつけたら……
もちひよこモデルの完成です! 素体モデルに動きの設定が入っているので、すぐに操作することができて楽しい!!
ミディ:本格的な作曲機能で、オリジナルBGMを生み出そう!
ミディです。私は今回ゲームで使用するオリジナルのBGMを、サウンド機能を使って1から作ってみました。「Dreams Universe」には、高品質な楽器やフレーズが予め入っているループ素材などが豊富にあります。初心者に扱いやすい、コントローラーのボタンを押して録音する機能から、市販の高級シンセサイザーに匹敵するような機能まであり、びっくりしました。
また、普通の作曲ソフトでは味わうことのできない、タイムラインや入力した音符を3Dで眺めることが出来るのも楽しかったです。
ドラムから音符を打ち込んでいき、曲の土台を作った後、ピアノなどで和音を打ち込んでいきます。今回は2小節~4小節程のフレーズを入力したものをループさせ、楽曲を制作しました。
また、イントロ→Aメロ→サビのような構成で楽曲を制作し、ゲーム中のBGMとして使用したいので、サビの最後まで再生されたらまた頭に戻って自動でループする設定にしました。
【中間結果発表!】
えもこさんのゲーム
今回はゲームのステージを3Dで作ってみました。3D制作は奥行きがあるので、どの位の広さ・大きさで作ればいいか分かりづらかったりするのですが、「Dreams Universe」は実際にステージの中を動き回って操作感などを確認しながら作れるので、すごく作りやすかったです!
最初は自分の作ったキャラクターを動かせるだけでも楽しくて、ステージ作りそっちのけで走り回ってしまいました(笑)
素材のトランポリンを改造して、キノコに乗ると大ジャンプできる仕掛けも作ってみました。この調子で楽しいゲームになるように頑張ります!!
もちひよこさんのゲーム
今回はもちひよこのモデルと、簡単なステージを作るところまで進めました!
3Dモデルを作るときって、見た目を作るのももちろん大変ですが、その後の動きとかの設定をするのが思いのほか時間がかかったり難しかったりするので、あらかじめ動きが設定されている素体モデルをエディットするだけで好きなモデルが作れるのはお手軽でいいですね。モデルにつけるアクセサリなどの素材も豊富に用意されてるので、初心者にも優しい~!
今回のステージは仮で作ったのでかなりシンプルですが、ギミックの素材(レースゲームのスタート・ゴール・タイムアタックなど)を使うだけで簡単なゲームとして出来上がるので、ゲーム制作の経験がなくても簡単に作れました!
次回はもう少し凝ったギミックなどを使い、ゲームの難易度を上げて、プレイヤーが楽しめるゲームを作りたいです。
ミディさんのゲーム
今回制作したもので特に力を入れた点は、なるべく作曲機能を使いこなしてクオリティーの高いものに仕上げようとした点です。
このサウンド機能には様々なエフェクトが装備されていています。その中で、今回の楽曲では「サイドチェーン」と呼ばれる昨今のダンス系ミュージックでよく使用される、他の楽器の音をトリガーにして音量を下げることでうねりを出すエフェクトを使用しました。
また、音の空間を演出するリバーブや、やまびこのような効果を演出するディレイと呼ばれるエフェクトを使用することで、楽曲の空気感を演出することに成功しました。
いよいよかたちの見えてきた理想のゲーム。次回は遂に最終結果を発表します。お楽しみに!
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